カナタガタリ

すごくダメな人がダメなすごい人になることを目指す軌跡

kindleに1923冊本があるアラサーはDMMブックス初回100冊70%オフで何を買ったのか

余談

先月、kindle paperwhiteを買った。wifi32G広告なしモデルである。

筆者のAmazonアカウントに紐つくkindleシリーズとしては6台目ということになる。

初代kindlefireHDを発売日に購入したことに始まり、2台目として父用にkindlepaperwhite初代を、1台目の交代要員として3台目kindlefireHD(8インチ)、2台目の交代要員として4台目kindlefireHD(新世代8インチ)、5台目として独り暮らしを始める弟へ餞別としてkindlefireHD(10インチ)といった具合である。

また、歴代スマホにもkindleアプリをDLして適宜使用してきた。

Go to活用時、筆者はスマホと3台目を連れまわしていた。が、3台目も3年ほど使用しており、さすがにバッテリーが往年のころのようにはもたなくなっていた。

加えて、以前とは違いスマホはUSBtypeC、3台目はmicroUSBであるのでアダプタが単純に2つ必要である。荷物は少ないほうが良い。

また、kindleについては過去も言及したことがあるが、

kimotokanata.hatenablog.com

およそ3年前のこの記事時点では1555冊であったが現在は1923冊になっており、ざっと370冊ほど増えていることになる。(とはいえ例えば鬼滅の刃23巻、ハイキュー!45巻、チェーンソーマン11巻、呪術廻戦15巻……とこれだけでも100巻(冊)を超えてしまうから、体感としては冊数ほど本が増加したようには思わない。実際それまでは単純に計算して1年あたり200冊電子本が増えていたわけであるし)しかし積み本の解消速度は遅々として加速せず、何かしらのテコ入れを図りたいところでもあった。

それはkindlepaperwhiteではないか――と筆者は考えていた。現行品は防水であり、また容量も増加、動きも改善されているという。paperwhiteシリーズの読書への没入力の高さとサイズの丁度よさ、電池持ちの良さは筆者も体感としてあった。ケーブル問題も、1週間泊まり込みとかでなければ大丈夫であろう、と。

が、筆者は正月のセールで買いそびれた。上位機種Oasisと天秤にかけていたからである。どうせ買い替えるなら、暫く買い替える必要のないハイエンドがいいのではないか――と思ったわけだ。そして、決め損ね、虻蜂取らずと相成った。

やはり人間、手に入れられないと欲しくなるものである。TLで使いこなしているフォロワーさんを見かけるとますます欲しくなる。たまさか、この大都会薩摩で実機展示している貴重なお店を訪れることがあり、体感してみた。

その軽さ、馴染みのフォルムは筆者に購入を決断させるに十分であった。かくして新生活セールと共に購入に至ったのである。

今回は延長保証はつけたがフィルムのケースもつけなかった。ポケットにすっと入る「丁度よさ」は一回り以上大きいOasisでは難しいだろう。また、さすがにあの価格のものをここまでラフに扱う気には小市民である筆者にはなれないだろう。

おおむね不満はないが、kindleのとても便利な手段である「続きを読む」機能がエラーが出たり、そもそも案内が出なかったりするのが非常に不便である。あと体験版ブラウザにはわざわざTwitterがブックマークされているのにTwitterにアクセスしようとするとエラーになってしまう。

とはいえやはり読みやすさ、目の疲れにくさは普通のタブレットスマホとは段違いである。没入感も桁違いだ。もし「チェーンソーマン」のあのシーンや、「呪術廻戦」のあのシーンをスマホで読んでいる最中に能天気な音と共に通知が来ていたら、きっと今のような胃袋にすりこぎをぶち込まれたような気分にはならなかっただろう……どっちがよかったのかは置いておいて。

さて……この相棒と共にいっちょ、崩させてもらうぜ! kindleの積み本さんよぉ!!

 本題

余談が、長くなった。

そんなタイミングで現れたのがDMMブックス初回100冊70%オフキャンペーンである。

4/12の所定の時間までにチケットを取得すれば、初回の購入に限り対象商品が100冊まで70%オフになるという画期的なキャンペーンだ。

筆者も提督、審神者の端くれとしてアカウントは持っていたのでさっそく検討に入ることになった。

選んだ基準は以下である。

  1. 読む機会を逃していた長編マンガをまとめ買いする
  2. ビジュアル、図版が多いものにする
  3. とはいえやっぱり小説も買いたい……。
  4. ちょっとkindleでは買いにくい本を買う

 読む機会を逃していた長編マンガをまとめ買いする 71/100

本来はこれで100冊全ていく予定であった。今やマンガは20巻、30巻、50巻をすら超えることも珍しくなくなった。必然、TL他で勧められてもうむと挑みにくいのが事実であった。

DMMブックスは「シリーズをまとめてバスケットに入れる」という悪魔的な手法が可能であり、これでどんどんと入れていくと気が付けば800冊になっていたので少し考える必要があった。

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↑ところでこの導入文が単行本ごとに設定されているといきなりネタバレの辻切を食らったりするのだが1巻と同じなのは個人的に好感が持てた。

ということで筆者はまず進撃の巨人4~33巻を100冊デッキに加えることとした。

ポイントとしては、

「話題作かつ完結作(最終巻はまだだけど)なのである程度安心して読むことが出来る」

「弟は自宅に紙で集めているのでわざわざkindleにて購入する必要性が薄い」

「1~3巻までが期間限定で無料なので実質103冊」

※なので進撃の巨人を買う方は3~33巻を70%オフで買ってから2回目以降の購入で1~3巻を買うようにしよう。実質97冊になってしまってもったいない。

といったところである。

進撃の巨人は個人的に思い入れがある作品ながら10年近く離れていた作品なので、ようやく向き合えることが出来るのは嬉しい。読んだらまた感想を書きたい。

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↑最終巻を貼ろうとしたら普通にあらすじのネタバレだったので止めました。

もう1シリーズは哲也~雀聖と呼ばれた男~である。「今週のお題」で書きそびれてしまったけれど今年は夫婦そろって麻雀を覚えようかなと思っており、(アンジャッシュ児嶋さんの影響)リアルタイムでこの漫画を読んでいた頃は大学生になれば自然に覚えるだろうと思っていたがそんなことはなかったので購入した次第。

コンビニ本、文庫など旅先などで見かけるたびにちょぼちょぼ買っていたのだがその人気故に、また長期シリーズの宿命としてなかなかまとまってはおらず、kindleにもあるのだが単行本が底本なのでなかなかボリュームもあり……という形で二の足を踏んでいたので渡りに船であった。単行本は間に麻雀講座もあってためになる。

昨日は3時まで読みふけってしまった。印南というキャラクターが筆者に残したインパクトはすごいものがあったな、と再確認。

ビジュアル、図版が多いものにする 26/100

前述の通り筆者はkindlepaperwhiteに大満足なのであるが、欠点、弱点としては白黒であり、インチ数も小さいためビジュアルや図をふんだんに使ったものの可読性が下がってしまう点がある。

といことでこちらではそれをふんだんに活用しているものを割り切って購入してみることにした。

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やはりエンタメの「圧」を受けるには単純な筆者にはビジュアルが分かりやすい。エンタメの王であるディズニー、すっかり潮流が分からなくなっているイラスト最前線、思い入れがあり過ぎて見られていない映画版「この世界の片隅に」への歩み寄り方としての絵コンテ集、見るだけでワクワクするフィギュアカタログ、筆者のルーツである戦隊ものと(実はその超根本であるカクレンジャー超全集はkindleにあるのだが)ゲーム史をチョイス。また、ミステリーのネタバレ縦横無尽の辞典はかつて自作を断念したのでありがたい話である。

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妖怪馬鹿としてはこのコンボも見逃せないところであった。水木しげる全集補巻は我慢。

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戦国無双5に向けての予習も万全である。最近FGOも始めたので、横断的なビジュアル歴史年表は掘り出し物だった。

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いわゆる「一般常識」を身に着けたく思った。広く浅く知りながら、更に深掘りしたくなる分野に出会える楽しみが待っているように思える。

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中小企業の唯一の事務方≒何でも屋である自分の職務に活かせそうだと思って買った本たち。あの頃の参考書のように買ったことで満足することが無いようにしたい。

とはいえやっぱり小説も買いたい……。 1/100

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ということで1冊だけ自分に小説を書くことを許した。選んだのはテッド・チャンの作品集。一生の名誉であるヒューゴー賞を既に4度受賞している凄すぎてシンプルに「天才」と修飾できる生きる伝説であるその作品集をしかし、訳書特有の敷居の高さから保留し続けていたがいよいよ向き合う時が来た、と挑ませていただくことにした。

ちょっとkindleでは買いにくい本を買う 2/100

前述したようにkindleは我が家の「共有財産」である。なのであんまりセンセーショナルな本だったりは買うのがちょっと抵抗があったりする。

しかしこのDMMブックスは見るとしても妻どまりであるので気兼ねなく買うことが出来る。

ということでkindleでも気になりながら価格と内容で足踏みしていたものを2冊チョイスしフィニッシュとした。

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並び替えは任意に出来るのだろうか

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非常に楽しくお得な機会を得ることが出来て感謝である。他方、既存ユーザーに対して何かしらフォローがあっても良かったのでは……とも思う。

別のアドレスで登録してのユーザー水増しを期待したのか、ちょっとアングラな雰囲気からの脱却を図りたかったのか、特に深いことを考えていなかったのかは定かではないが……。

電子書籍はまだまだ過渡期であると思う。今後は携帯キャリアのように本のデータをMNPのように任意のプラットフォームに相互移動できる仕組みになったりするかもしれない。月額課金が出てきたりして。

果たしてDMMブックスの100冊がどう育つのか、筆者の理性が進撃の巨人の続刊だけで我慢できるのかどうか、その顛末を気長に待たれたし。