カナタガタリ

すごくダメな人がダメなすごい人になることを目指す軌跡

煎じ詰めれば千字になるか・停滞編

だいぶ間が空いてしまった。今日もこんな時間(23:37)である。元々更新頻度を上げたく思って設定したこのコーナー(?)なのだがこうなってしまうのは痛恨の極み……と思いつつ実は二月は結構たくさん更新してみたのだけど特にPV的には伸びが見られず、どころかなんも更新しない日の方が数字が良かったりして、人はPVのみに生きるものではないがそれはそれとしてたくさん見られると嬉しいよね、というのも正直なところであるから、要するにまあ、端的に言ってちょっとモチベーションが低下していたり、社会の年度末の空気で忙しかったり、ウクライナ情勢だったり、保険改正だったり、娘の夜泣きが一度一度がすさまじくやかましいとか寝つきが悪いとかではないものの、一時間ごとだったりとかして睡眠時間が連日三時間とかになったりしたりなど、マイナス要素がてんこ盛りであってなんとなくブログから足が遠のいていたのであった。

親がブログから足が遠のいている間にも娘は育つ。節句祝いに三か月ぶりに実家に帰省の折、力強いハイハイを見せつけ親類を驚かせていた。(ハイハイは本当に早くて、世が世であればハイハイレース荒らしになっていたのではないか……というのは親バカが過ぎるだろうか)その中には大正生まれの筆者の祖母、娘にとっての曾祖母もいた。実に年齢差九十六歳の令和生まれと大正生まれの邂逅は感慨深いものがあった(祖母は昨日誕生日であった。めでたい)。他方で、妻の実家には県外ということもあり未だ娘を連れて帰省できていないので、申し訳なさが募り、また妻の寛大さに頭が下がる。

三十年来の父の友人からマル秘情報を習得することにも余念がないようであった。

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いよいよつかまり立ちもこれ見よがしにやるようになり、家庭で「防壁」として使ってきたものがもはや娘にとって「アトラクション」へと姿を変えつつあることが見て取れ、成長はうれしいながらも恐ろしさを感じる。ここ最近の寒暖差の激しさに体調を崩さないかどうかが心配である。

のしのしと我が道を行く娘の後姿は力強い。見ているとその成長を誰に言うでもなく書き留めるというだけでもブログを書き続ける理由にはなるのではないか、これからも続けよう、という気になった。背負うた子に教えられ、どころかまだ背負っているうちに教えられてしまった。もはや親孝行は完了したといえる。

(974文字/20分)