ちょこちょこM-1グランプリの感想は書いているのでせっかくなので今年も書いておきます。
優勝はウエストランドでした。おめでとう。
最後の結果発表まではとても楽しく見ていました。
「誰も傷つけない漫才」というのはある種イデアのようなものだと思いますがだからこそ「テクニック」としては挑み甲斐があるものなんじゃないか、と筆者としては考えるところです。
例えば筆者は創作をしますが、所謂「死にネタ」「病ネタ」「色恋ネタ」を使わずに人の感情を動かすことは難しいけれど、だからこそやり甲斐を感じます。
「悪口」というのは、「毒舌」というのは良きにつけ悪しきにつけ人の心を動かしやすいものだと思いますし、だからこそ「そうではない」笑いというものに筆者としては「テクニック」を感じます。
また、回収できる笑いに対して傷つける範囲が広いネタは、単純にコストパフォーマンスが悪いようにも感じました。
なので、審査員の講評も自分たちが偉くなってできないガス抜きをウエストランドを駒としてやらせようとしているように感じてあまり納得できませんでした。
総じて博多大吉先生への信頼が高まった1日でした。