カナタガタリ

すごくダメな人がダメなすごい人になることを目指す軌跡

抱負2023

特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと

本年もよろしくお願いいたします。

ブログ

さて、2018年1月1日に開設した当ブログもなんと5周年ということで月日が経つのは早いなあ、としみじみしてしまう。殊に昨年は早かった、というのも来年も言っているように思え、すなわちこれが老い……ということなのだろう。

昨年の「一昨年より記事数を多くする」というのは無事達成でき、歴代2位タイとなった。が、残念ながらPV数は再び前年割れしてしまっており、ただノルマ的に更新するのはやはりよくないということが実績をもって証明されたことは今後の指針となるであろう。

実際、一年目二年目の記事を読んでみると、「ああ頑張ってるな」と思う。最近は打鍵を進めることに手癖を頼り、あまつさえそれを「文芸」などと呼ばれることによって驕っていなかったか……。

自分が誰よりも自分の文章、記事のファンであると胸を張って言えるような記事を書いていきたいと思う。

本年の目標としてはまず去年の後始末である。下書きを片付けるためのアドベントカレンダーは家族が自分を含め順番に週末体調を崩し、1/3程度の達成率にとどまってしまった。しかしどれも記録しておきたいものではあるので、ここに今月中の達成を宣言しておきたい。

具体的には、以下である。

1/18:おれは果たして人生で何度「大宰相」を読み返すのか

2/18:あばよ、相棒。

3/18:娘氏、1歳5カ月になる。

4/18:5年前発売の海賊無双3を夏からずっとやってる

5/18:娘氏が871万人の目に触れた日

6/18:3年ぶりの帰郷、娘氏初めて県外に出る。

7/18:あの「センキュー!」と僕らについて、あるいは「芸人迷子」感想

8/18: 林檎かじれ、mini。 androidユーザー11年目にしてiPhoneを手にした話。

9/18:東京事変プレイリスト15選

10/18:法制婚をし、子を成して結婚観は変わったのか

11/18:今年どんな本を読んできたか

12/18:笹貫の記・推しが実装されたその時オタクは

13/18:ハロヲタアドカレ感想

14/18:一月のトピックスをなにか

15/18:BUMPプレイリスト15選

16/18:なにかしらK-POPについて

17/18:祖母を葬送(おく)る

18/18:アドベントカレンダーを終えて

失敗の一つの原因として日程に捉われてしまったというのがあったと感じているので順不同としたい。

創作

昨年は久々に人の目を振れることを前提に掌編を書き、好評いただく有難い機会を得た。恥も外聞も捨て「ワナビー」である自分についても記事にした。

そのくせ、公募については昨年は全くノータッチであった。まあ、そんなリソースがあったら記事を書くか娘と遊ぶ方が優先順位が高かったのである。

記事を書けば、有難いことにリアクションが(リアクションがないというリアクションも含めて)ある。娘と遊べば過剰なくらいリアクションしてくれる。公募においてはそれがない。ほんの一握りの栄光を掴む人々以外は、今まで注いできたことの悉くは雲散霧消する。

「いや、そうじゃない。そりゃあ作品は陽の目を見なかったかも知らないけど、そのために費やしたことで広めた見聞、研鑽した筆力が必ず次回に繋がるんだよ」

とおれが他人を慰める立場なら言うかもしれないが、しかし自身の正直な感情としてはうっせーよ仕事と家庭を持ちながら公募に出す原稿を生み出す労力舐めてんじゃねーよ次回ってなんだよ! 10回落ちたら1回入賞と交換してくれんのかよ! ともなったりし、精神衛生上もあまりよろしくない。

昔は出力したい物語が頭の中で順番待ちをしていた。汲めども尽きぬ愛すべきキャラクターたちのエピソードがあふれていた。

今はもうない。昔こんなのいつでも書けると思って捨てたものを探しに行ってボロボロなのを磨き上げて見たり、日常で触れたものを足したり引いたり掛けたり割ったり切り刻んだり繋いでみたり、これおれだったらこうするのにからスタートしてみたり……。なんとかしてそうやって話を紡いでいる。

そうまでして自分は何がしたいのだろう、と自問するときもある。創作発表の場なんていくらでもある、公募に出さなくてもいいじゃないかと。ただちやほやされたいだけなんじゃないかと。

きっと筆者は「大丈夫」になりたいのだ。

33年生きてきて妻をはじめとして周囲に迷惑かけ通しだ。刑罰を受けたこともないが、首からメダルをかけられたことも、大きな賞状をもらったこともない。難関資格を取得できる頭脳があるわけでもない。

でも創作は、ずっと筆者と共にいてくれた。逆に言えばこの何もない自分が最後に縋れるものはこれしか残っていなかった。マンガが描けたら漫画家を目指していただろう、楽器が出来たらミュージシャンを目指していただろう。映画監督。俳優。スポーツ選手。できない。何もできない。でも打鍵はできる。できてしまった。

その果てに大丈夫になりたい。第三者に自分の人生を一端でいいから肯定して欲しい。

そういう願いを込めて、今年は公募を再開することにする。ストックは何もないけれど半年以内にどこかへ挑戦が出来たらいいと思う。

運動

あっという間にいつもの74kgに戻ってしまったので恥も外聞も捨ててTwitterでタグでも作って定期的に自分を戒めるようにする。フィットネスアプリとエクササイズバイクを再開したい。プランクをしていると娘が飛び乗って負荷が爆上がりしてしまったりして前回は中断してしまったのだが、どうにか打開策を見出したい。

読書

育児費のために真っ先に削ったこともあって激減した。ゲラ読みサービスは引き続き参加しているので活用していきたい。インプットの枯渇から老化がはじまると個人的には思っている。

仕事

上記いずれも残業していては覚束ないので以前よりだいぶ減りはしたがさらなる労働時間の減少を目指す。上半期は大きな変化があるが、うまいことこなして評価に繋げたい。

家庭

最優先。この大都会鹿児島でも幼稚園戦争は健在らしく、プレスクールに行けるかどうかが勝負の分かれ目…ということで夫婦で役割分担しつつ娘の将来がよりよくなる手助けをしていきたい。

 

がんばります。