余談
ブロクリ2024を始めて以来、反響をいただいたり、登録してくださったり、寄稿していただいたり、その感想を喜んでいただいたりと嬉しいことが続いている。
ところで今のところ、何が一番嬉しかっただろう。それは頭をひねるまでもなく、すぐに出てきた。
アドベントカレンダーを作って一夜明けた。告知はしてみたしリアクションももらえた。登録どころか早速本日の投稿予定まである。初めての企画にしては非常に順調な滑り出しだった。
朝の業務を一通り終えて一息ついた筆者がその手元の端末で何をしたのだったか……アドベントカレンダーと検索したのか、はてなブログの新着欄を見たのか――恐ろしいことにかつては一週間前の朝ごはんの納豆のパッケージさえ鮮明に思い出せた記憶力はその衰退著しく、思い出すことができない。
その後の出来事のインパクトに、吹き飛んでしまったのかもしれない。
ささざめさんのこの記事を読んだ時が、この企画を始めて一番嬉しかった時であった。
記事中にはいくつもの興味深いアドベントカレンダーが紹介されている。
その中に、ブロクリ2024もあったのである。
凄くいいアイデア。私も、下書きに入ったままになってる記事、あるんですよねぇ。
登録……してみるか……。
私がたまたま見つけただけで、ここに至るまでささざめさんと筆者は一切の関係性がなかった。はじめましての方である。
何の縁もゆかりもない、利害関係のない方に、自分のやったことを褒められる。
これが一番うれしいのである。
古くは2chの「文才ないけど小説書く」スレで、今までも時おりブログのエゴサで味わってきたことがあるが、今回は純粋に「へー面白い視点の記事だなあ どんなアドベントカレンダーがあるんだろう」という気持ちで開いたのでまさか自分の作ったものが紹介されているとは思わず、予想外に「食らって」しまった。口角の上がる音がした。
信頼している友人、尊敬している方に褒めてもらえる、評価してもらえるのもまた格別の喜びがあるが、関係性の中の一つのイベントめいたそういったものではなく、ゲームで言えばランダムイベントのように、不意にやってくるそういう「褒め」は言いしれようのない喜びがある。
(逆に言えば、いわゆる「身内」だと思っている皆に関して筆者が絶賛したりした時は、そういった社交辞令ではなくマジで良いと思っていると受け取ってほしい。そんな腹芸ができる人間は年末スケジュールのすり合わせにヒイヒイ言っていない)
今度「たまに取り出せる褒め」に投稿しようかな、この話、というくらい嬉しかった。
そんなささざめさんは昨年6月からブログを開設され、以来今日にいたるまで1日1回以上ブログを更新され続けているというすさまじいブログバイタリティの持ち主である。
毎月初、「今月はやってみようかな…毎月更新」と思いはするものの、ちょっとずれてしまうとあっという間にモチベーションが下がり、そのまま更新の頻度が開く……ということを幾度となく経験してしまった、最初の年が最多更新だった筆者としてはまぶしすぎて直視できない存在である。
IT系の自営業をされているから、ということもあるのかもしれないが、時間の使い方がうますぎる。(パートナー宅と自宅の二か所を拠点とするというライフスタイルもあこがれる)
まさに自分がやりたかったブログの使い方なので、今からでも参考にさせてもらおう……という次第である。
noteの方では創作も公開されておられ、こちらも昨年から始められたとは思えない質と量が共存している。筆者は「宝くじ魔法学校」が好きだ。
新しく追いかけるブログが増える、ブログ企画を行ってこれ以上に嬉しいことはない。
本題
余談が、ながくなった。
筆者は定期的に「自分とは全然関係ない人なのに勝手に感情移入してつらくなる」ことがあって、選挙のときである。
主義主張支持するしないに関係なく、明らかに落選するだろう人を見た際に筆者は「ウッ」となってしまうのである。
文字通りお通夜のような事務所の雰囲気、まばらなスタッフ、意気消沈している本人……何とも言えないいたたまれなさを感じてしまう。床に就いても、あの人は今頃、片目のだるまをしょんぼりしながら台から降ろしたりしているのだろうか……と考えてしまうのである。
少し違うが、人の親になってから炎上している人を見ると「この人も誰かの手を借りないと生きていけないときが確実にあったはずなのに、こんなことをしてしまうのだな」と悲しくなることも増えた。
こういう時、「自分は余裕があるからそういう全く関係のない人のことまで心配できる」のか、「自分は余裕がないからそんな言ってしまえばどうでもいいことにまでいちいち心を乱されてしまう」のか、自分でもいまいちわからないでいた。
ただ、間違いがないのはささざめさんがおっしゃっているように、自分とその周辺の人以外のことを考えることはカロリー消費が多すぎるということだ。
コスパが悪すぎる。TLには日々様々な界隈の様々なアクシデントが流れてきて、それに心を揺らされているようでは筆者の心音はいつしか16ビートを刻むようになってしまうかもしれない。
これで筆者が無限に資産と時間を持っていればともかく、愛する妻子を扶養するローンソルジャーである。「ウッ」っとなったらその時点で該当メディアから離れ、娘を抱っこするなどしてクールダウンする時間を意識して設けるようにしたい。
その後、必要があればそのことについて対処すればよいだろう。
「タイプロ」を巡る紛糾に「ウッ」っとなった筆者はさっそく娘のもとへ向かった。そろそろ寝かしつけに移行してもいいかもしれない。
抱っこして寝室に連れていこうとすると娘はさらりと言った。
「今日はママとぽこにゃんの話をするから、パパは一人で寝てね」
ウッ。