カナタガタリ

すごくダメな人がダメなすごい人になることを目指す軌跡

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

この時代を「平成」と呼ぶ――平成元年生まれの見た平成について

平成が終わる。筆者は平成元年生まれである。平成生まれ平成育ち、周りの知り合い大体平成である。生まれたと思えばバブルが崩壊し、物心ついたら阪神大震災が起き、思春期に入ると9.11テロが起きて、就職活動を始めようとすると東日本大震災が起きた。転職…

愛はさだめ、さだめは血――KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-2話感想

余談 前回、1話他について感想を書かせていただいたところ、予想をはるかに超える反響があり、大変驚いた。なんとGoogleにもおすすめ記事として取り上げていただいたようである。勿論大変うれしかったのであるが、それほどの耳目に耐えるものであったかどう…

29才8ヶ月のリアル――アラサー男子、ヒプノシスマイクにハマる。①信じて送り出した妻がシンジュクの女になって帰ってきた編

余談 家族に対しての申し訳なさが募る大学にまで行かせてもらってこんな時間まで無給でなにしてんだろう — 木本 仮名太 (@kimotokanata) November 21, 2013 あの頃、筆者は世に言うブラック企業にいた。タイムカードは存在せず、年棒制と言う名の定額働かせ…

坂下り――NGT48チームG「逆上がり」千秋楽公演(聞き書き)感想

会合を早く終わらせることが出来、家路を急いでいた。妻に早く会いたかったし、チームG「逆上がり」公演を少しでも見たかったのである。 出発が少し遅れたため、録画をもう一度流したのか? という支配人挨拶はさわりだけ見た(妻によるとのち怒りのヤジがあ…

傲りの悪鬼(オーガ)――NGT48チームNⅢ「誇りの丘」千秋楽公演感想

本当はレインボーライブを鑑賞するつもりだった。 ただ、妻から本日がNGT48の千秋楽公演であるということを教えてもらった。 虹の煌めきとは正反対の厳冬を日々過ごす現実のアイドル達。 その一つの区切りが訪れようとしている。 「これ以上あのクソ運営に金…

プリズムに煌めいてあれ――はじめてキンプリ見たよ、あるいはKING OF PRISM -Shiny Seven Stars-1話感想他

余談 噂は聞いていたのである。キンプリはヤバイらしいと。TLで垣間見するその界隈は、製作者がクレイジーか、ツイート発信者がファンキーなのか、あるいはその両方であるのか……一言で言うなら混沌であり、二言で言えば対岸の狂騒であった。 今月初め、一つ…

審神者就任四周年―筆者と陸奥守吉行たちの1460日

なんだかいかがわしいがバレ防止のつもりである。一体、誰っちゃんなんだ……。 余談 竜田「また引くことがあるかもしれないけど…それは別の竜田あたしじゃあないと思うこれがあたしなのさよならを言うあたしなのよ最後にさよならが言えて良かった…司令官 これ…

鏡は横にひび割れぬ―刀剣乱舞イベント「文久土佐藩」を迎えるにあたって

余談 相変わらず刀剣乱舞をちまちまとやっている。球集めは相性が良くなくて振わないのだが、今回の江戸城は先年初めて真剣に取り組み、どうにか南泉一文字くんを迎えられた思い出深いイベントであり、移動だったり宝箱開封である程度プレイヤーの裁量が効い…

ばらはあかい、すみれはあおい――IZ*ONEカムバックソング「violeta」感想

余談 IZ*ONEのオフィシャルファンクラブに入会した。アイドルのファンクラブに、しかもできた初日に加入するなんて初めてで、それほど筆者にとってIZ*ONEというグループは特別なものになりつつある。 勿論、カムバックのショーコンも観たし、「HEART*IZ」も…

万葉集は「君の名は」からはじまる――新元号「令和」制定に寄せて

余談 新元号、令和だってよとボスが伝えに来てくれた、そんな愉快な職場である。 幸いにも元号がいつ変わろうとさほど影響のない業界におり、なんとなくのお祭り気分で過ごすことが出来たが、それも生前退位のおかげなのだな、と思う。 筆者は平成元年生まれ…