カナタガタリ

すごくダメな人がダメなすごい人になることを目指す軌跡

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

大河ドラマ「西郷どん」第十二回 「運の強き姫君」

余談 なんにも用事がないけれど、良い天気なのでふらふらとドライブをした。 用事が無い訳ではない。妻の所用でセブンイレブンに行く必要があったのだが、どこのセブンイレブンでもよかったので、ちょっと遠くのセブンイレブンを目指した。そこここに桜が咲…

王天君曰く、ゴミみてぇ……あるいは覇穹 封神演義 十話目までの感想

↑十話目まで視聴した時の筆者(福岡市博物館蔵) 余談、あるいは結論 カットされぶり他にカッとなって電子書籍版の封神演義全23巻を購入した。やはり非常に面白い。カラーが再現されているのも素晴らしい。が、遺憾ながら「断崖絶壁今何処」やカバー袖コメン…

木元哉多先生著「閻魔堂沙羅の推理奇譚」を木本仮名太、拝読する。

余談 弟(初號機)が誕生日である。不器用な兄を反面教師として、周囲に気づかいをよくし、順風満帆に人生を送ってくれている。周囲というのは兄である筆者も含まれていて、「兄のおかげで、好きなことが出来たし、出来ている」と言ってくれたことがある。言う…

大河ドラマ「西郷どん」第十一回 「斉彬暗殺」、第十回「篤姫はどこへ」、第九回「江戸のヒー様」感想

余談 祖母の誕生日であった。満九十二歳になる。大正、昭和、平成、そして新元号を駆け抜ける予定のモダンガールであり、未だに杖もつかず自分の足でもって歩く。「ばあちゃんは、もう長くない……」と筆者に言いはじめてから気が付けば四半世紀が経ったので、…

落第阿房列車その五 遥かなる旅路さらば京阪よ

余談 「ブラタモリ」#98,#99を観た。#100をとれないあたりが、鹿児島の鹿児島たる所以を雄弁に物語っているように思われたが、ともあれタモリさんが当地を訪れてくださるというのは望外の喜びである。というか、かごんま弁が大変お上手である。さすがハナモ…

落第阿房列車その四 京都②あるいは着物日和の暖かな夜

余談 七年前の三月五日、鹿児島での就職試験会場まで親の車で乗せていってもらった時、ラジオから明るい鹿児島弁が聴こえてきた。丁度一週間後に控えた、九州新幹線全線開業に合わせてどのようなイベントが鹿児島を始め、沿線各県で準備されているのか、とい…

落第阿房列車その三 京都①あるいは今日という日は残された日の最初の一日

余談 梅田スカイビルを訪れた時にふと、ここへ就職試験を受けてから七年の月日が経とうとしているのだな、と感じた。そもそも書類が通ると思っていなかったので、記念受験くらいのつもりだったがその力の抜け方が良かったのか面接に進むことが出来た。その後…

落第阿房列車その二 あるいは梅田をぐるぐる巡る冒険

余談 さて、明日になったので続きである。読者諸賢と我々の間には時差があるようである。もしくは、叙述トリックの可能性がある。手記が出てきた叙述トリックを疑えという新本格コトワザもあるほどだから(ない)いわんやブログをや。 はい。すみません。ま…

落第阿房列車その一

余談、あるいは後日談 さて今から三月三日から三月五日までの筆者と妻が鹿児島から大阪・京都へを行きて帰りし物語を綴るにあたり、まずはそこから随分と間隔が空いてしまったことの言い訳を始めねばなるまい。続きは明日ってお前の明日はいつなんだよという…

一月はいじらしい、二月はにくい、三月はさみしい

余談 お陰様でこのブログも三ヶ月目に突入した。いわゆる人気記事としては検索流入で多いのは相変わらずへうげもの最終巻感想で、Twitterやはてなブックマークからは前回の弁慶丸さんの記事であった。前回の記事はありがたいことに今までで一番反響があった…