カナタガタリ

すごくダメな人がダメなすごい人になることを目指す軌跡

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

大河ドラマ「西郷どん」第四回 「新しき藩主」感想

余談 この間の「鶴瓶の家族に乾杯!」が鹿児島回であった。珍しく残業であったが、妻がこよなく愛する「お見合い大作戦」を犠牲にしてまで録画をしてくれていて見ることが出来た。大河ドラマ視聴者よ、これが真のかごんま弁だ……とは思わなかったが(やはりど…

武か数寄か、それはもはや問題ではなく へうげもの最終巻感想

※「へうげもの」の全編ネタバレがあります。 余談 器が好きである。器のいいところは、触れるところだ。なので茶碗やおちょこ、ぐい呑みの類が特にいい。つるつる一辺倒でもざらざらオンパレードでもなく、釉に多少のムラがあるようなものが好きだ。様々な感…

大河ドラマ「西郷どん」第三回 「子どもは国の宝」感想

大河ドラマの青年期を見るのは難しい。というのも主人公たちの青臭い主張がその人物の若さゆえなのか、それとも脚本の不備なのか判断に困るところがあるからだ。 そう言った点で今回の導入ナレーションで「斉興の悪政を……」と主観満点で言われてしまったのが…

クリミナルヒットしてのち

(上記写真は本文に深く関わるわけではありませんがFRANKENさんがご自由にご利用くださいということだったので使ってみました) 筆者は世に言うダンジョンヘッズである。 個性豊かなキャラクター、機知と即興性に富んだ言葉の応酬、ルールはシンプルなのにそ…

大河ドラマ「西郷どん」第二回 「立派なお侍」感想

余談 昨日オープンした大河ドラマ館に行ってきた。西郷どんの威光がまぶしい(逆光) 因みにここ(加治屋町)、安藤照の生誕地であったりする。(やはり逆光で見づらくてすみません)上野のハチ公、そして西郷どんの銅像で著名である。司馬遼太郎氏は加治屋…

カナタガタリで刀を語る:続「刀剣乱舞 花丸」一話感想と福岡市博物館訪問

薩摩サーバーが実装された頃から不精な審神者をやっている。(まだレベル24) 妻の方は昔から一つのことをコツコツやる性格で、このゲームも例に漏れず筆者よりずっと後に始めたがレベル150くらいである。アニメは花丸、活劇共に二人とも全話見た。 西郷どん…

大河ドラマ「西郷どん」第一回 「薩摩のやっせんぼ」感想

当日になって近所で事前申し込みのパブリックビューイングがあり、まあ事前申し込みだから……と何とか自分を慰めていたら当日観覧OKのトークショーもあったということを直前に知りうなだれていたという最高のコンディション(アイロニー)から始まった「西郷…

西郷どん前夜に薩摩人の死生観について考える

いつの間にかインターネット界隈では「薩摩人ってクレイジー(婉曲表現)」といった言説が罷り通っているように思う。 例えば鬼島津だったり、関ケ原敵中突破であったり、生麦事件であったり、薩英戦争であったり、西南戦争であったりがそうさせるのだろうか…

三谷幸喜が描かなかった「風雲児たち」

先日述べたように、NHK正月時代劇「風雲児たち 蘭学革命編」が大変素晴らしかった。 見逃した方はNHKオンデマンドで絶賛配信中です。 www.nhk-ondemand.jp 大変素晴らしかったことは大前提として、演出上仕方なかったとはいえ、カットされてしまったいくらか…

初初詣(誤タイプではない)

初詣に行ったことがない。なかった。 まだ同じ町内に神社があったりしたら違ったのかもしれないが、わざわざ人が多いところを目掛けて行かなくてもいいじゃないか……というのが基本スタンスである。 もう少し日をずらして行った方が神様の方もお願いを真摯に…

「風雲児たち蘭学革命編」が面白かった人のための無料で読める「宝暦治水伝 波闘」

NHK正月時代劇「風雲児たち 蘭学革命編」が素晴らしく、そのことについてはまた別項で述べるとして、気になるのは、 「『風雲児たち 蘭学革命編』が面白く、原作にあたってみたいと考えた時に、結構な分量があり二の足を踏んでしまう方々」 がもしいらし…

1or8

最近はつぶやくことも億劫になってしまう始末でこれはいかんと心機一転アウトプットの場所を新設することにした。 帰る場所があることって大事なんじゃないかと思うのだ。インターネット上でも。 ということで今後は小さいながらも我が城としてかわいがって…