カナタガタリ

すごくダメな人がダメなすごい人になることを目指す軌跡

100%叶った夢っていくつあるんだろう――ハイキュー!!初見の「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」ネタバレ感想走り書き

先週末見てずっとブログにしたかったんですが体裁を整えている時間がなく、かといってこれ以上心にこの感情を抑えていることも難しいのでこのまま吐き出します。お見苦しいところもあるでしょうがご容赦ください。

おれはド級の補欠ド補欠であったので中高バスケ部だったくせに公式戦のコートに立った時間なんて何分かしかなくて、「あの日上手に捕れなかったセカンドフライ」みたいなのすらない、なんとなくぬるっと引退した部活生活を送ってきただけに、彼らは眩しい。とても眩しい。実生活でも男バレって確かにああいう感じだった気がする。


その中で月島君はいいぞ。ちょっとバスケ部の香りがする。大体爽やか男子というのは野球、サッカー、バレーあたりに散りバスケ部はそんな王道には所属しないひねくれ厄介者、ため息と舌打ちがおれたちのリズムだった。好きな言葉は雨天外練中止。そんなおれにやれやれだぜって感じの精神はとてもシンパシーだ。(なんてあらゆるところに風評被害をまき散らす文章なんだ)

ところがその月島君がさア……いいわけよ。もうおっさんなのでキッズがわやわややってるともうやめな! みんなでマクラ投げとかしな! みたいな気分になるんだけど(たぶんヒロアカ途中で読むのやめちゃったのもガキ…闘うな…! 大人何してんだ……!という気持ちが物語の面白さより勝ってしまったからだと思う)他校との交流を経て愚直に積み重ねて大舞台で「師匠」に最大の恩返しをぶちかます。いいじゃないのさ……月島君の笑顔を見に今すぐ劇場に走ってください。

シンパシーで言うと今回の映画の主役と言っていいコヅメ君もそうで、高校二年生から三年生へと至る春休みにうっかり戦国無双2が発売されてしまったばっかりにおれは競技者人生としての寿命を大いに縮めることになってしまったことを思い出すのだった。ところがそのコヅメくんがさア……とんでもないわけよ。イマドキな無気力無関心的なキッズが自分なりのバレーの面白さに気づいてるけど目をそらしてるところに中から外から見ろや!!!ってされる映画だなと思ってるんですが、参謀という響きにあこがれてあんまり動かない(大嘘)セッターになり、全国の舞台までやってきたコヅメ君のまさに軍師的頭脳は敵に回すと恐ろしく味方にしてなお恐ろしい名刀のような切れ味だ。強敵を理詰めで捕える快感よりもそれを喪ってしまう残念さ……ゲームクリアの空しさ(なので劇中での日向君をとらえた際の彼の言葉は「ゲームオーバー」よりも「ゲームクリア」が適当だと思ったけどどうなのだろう)を感じ、気持ちが盛り下がろうとした中、日向君は更にその予想を超えてくる。パラメーターが決まっているゲームのボスでは絶対あり得ない挙動。さらに上がるボルテージが見ている人間も息を衝かせぬラリーにいざなっていく。彼の一人称視点でボールを追う。息遣いが聴こえる。心臓が脈打っている。汗での滑り。画面の向こうの勇者に剣を振るわせているだけでは決してない出来事が(もちろん、プレイヤーがコントローラーに汗をにじませるような素晴らしいゲームも数多あるけどさ)勝敗を分けた。けれど彼から何の衒いもなく最後に出てくる言葉は……コヅメ君の心からの言葉を聴きに今すぐ劇場に走ってください。

そして黒尾君。今回おれがこの映画見に行ったのは黒尾君推しの知人が急遽鑑賞できなくなったため、33.5巻を代わりに入手しようということと、スラダン映画で諸賢の人が味わったような感覚を自分も味わってみたいからだったんですが、そういう意味では黒尾君にありがとうを言いたい。声を大にして言いたい。年下なんだけどこんな上司めちゃくちゃほし~と思った。コヅメ君も言っていたけど「単なるパリピ」じゃなくて顧客が本当に必要だった陽キャって感じで素晴らしい。バレーって楽しいよな! っていうゆるぎない価値観があって、周りにその周辺をうろちょろしている奴がいたら懇切丁寧に沼に落としていく感じ? アフターフォロー万全で。知人経由で彼の進路だけは知ってるんですけど、劇場ポスター見た時点ではマジで? なんかこの口の感じだとこう…姑息な手とか使ってこない? 毒とかのステータス異常攻撃をしてこない? 語尾「でゲスねえ」じゃない? と思ってたんですけど以下におれの見る目がないかをまざまざと思い知る結果となりました。その黒尾君の、最後の最後の勝敗とかじゃないところで出てくる涙さ~本当、最高だよ……最高か、最高か、君らはほんとに最高か(最高かよ音頭)。黒尾君の手練手管を見に今すぐ劇場に走ってください。

日向君……まさにお日様のように眩しい……! コヅメ君の策略にはまった時の息苦しさ、起死回生となる展開の時の雲を突き破るような爽快さ。あまりに主人公だ。彼の最後の快哉ももうさ…人は他人の快哉で泣けるんですよ。素晴らしいなあ。レシーブだったり、知らないおれでも彼の入学から今までの積み重ねが見られたのも良かった。原作を知らないけど40巻以上出ているのは知っていて、なのでもしかしたら負けるのか? とも思ったりした。(ここで一度終わって2年生編になるのか? みたいな)こればっかりは未読の特権だ。そんな状態になっていたおれの感情もひっかけて一気に飛び上がるくらいの最高のジャンプを見ることが出来た。現代に蘇ったアポロンを見に今すぐ劇場に走ってください。

猫又監督~今調べたらほんとに根古俣とかじゃなくて猫又ってお名字でびっくりしたよ…! ともあれコーチやOB達でさえ年上となってしまったおれにとって実に安心できる「大人」……! 指導者として、先達としてその背中とふるまいがあまりにも頼もしく、憧れる。こういう人になりたい。おれは全くあずかり知らないそれまでの「重み」をコーチのじいちゃんの画面越しの握手とかでまた実感させられて……。「ゴミ捨て場の決戦」って小さいころゴミ捨て場でバレーボールしてた幼馴染が全国の場で激突! みたいな感じなのかと思っていてすみませんでした。猫又監督のちらり見える鋭いお目目を見に今すぐ劇場に走ってください。

あと海君ね……ベスト副キャプテン賞間違いない彼の一言一言も染み入るし特典での彼がまた……。今すぐ劇場に走ってほしいところですが配布終了のところも多いのが実に惜しい。何らかの機会で早くみんなにあの海君をみてほしい。

その他にも、登場人物皆善人で、終盤憎まれ役みたいなお兄さんも毒づくふりしてフォローしてたり……。彼の言葉に当時ハイキュー!!アニメの曲だと知らず聴いていた「天地ガエシ」を思い起こしたりした。(えっ…10年前…⁉)

ラスト、この物語は「つづく」ことが、分かってはいたけれどわかっていた以上の熱量で告げられる。それまでに一度、ここまでの彼らの道のりを追ってみよう、そう思わせる素晴らしい映画だった。

知人……おれにハイキュー!!映画を教えてくれて、ありがとう。

楽しかったあ……。

ここまでお読みいただいた皆さんもありがとうございました。今すぐ劇場に走ってください。

二月の青い空

一月は行ってしまった。

二月もまた、追い立てたのは鬼ばかりだったはずなのに、なぜか連れ立って逃げ出そうとしている。

本業で言うと一月末に診療報酬の個別改定項目が厚生労働省より掲出され、対応が忙しい。「こういうところが変わりますよ」ということが明かされるが、具体的な点数はまだ発表されず、設備投資他の費用対効果を算出が出来ず、もどかしい。

さっと読んだ(PDFでA4サイズ759ページ)限りでは職員の給与を上げた医療機関ほど患者さんの負担は大きくなる(その割合に応じて初再診料に加算される)ようで、この物価高の昨今、それによる患者減少を懸念してベースアップを躊躇するところとかあったらいやだなあ……と思う。改定後、病院を受診して明細書に「ベースアップ評価料(Ⅰ)」 が算定されていたら、あなたのかかりつけはスタッフを大切にしているところなのだと誇りに思って欲しい。

そんな二月も半ばとなり、一日にあったことをすっかり書きそびれていた。

blueskyにサインアップしたのである。確か年末に自分で申し込むことが出来るようになった、という記事を読んで順番待ちの列に並んだので、だいたい二ヶ月くらい待ったことになる。

その翌々日くらいに即日登録が出来るようになり、その二日間取り立てて何をしたという訳でもなかったため、別にそっちのルートで良かったな……と今思う。

残念ながら筆者の愛したTwitter――現自称X――は死に続けている。

ここ半年、たまさか三回ほどいわゆる「万バズ」の機会を得た。

はっきり変化があったのは真ん中のツイートで、成人指定の漫画を貼り付けた(これいたるところで見たけどこの漫画の作者さんとても気の毒だなと思う)もの、他のコメントをコピーするもの、中身一切なしのコメントなど大変酷かった。

以前から短縮URLをつかったものを踏ませての小遣い稼ぎツイートは煩わしかったが、インプレッションが収益化して以来ますます醜悪化した。しかも最悪なのはこちらにリプライした後ブロックする輩もいるということだ(元ツイート主からはスパムリプライが見えない状態のため、対処出来ず、第三者的には「あんなのを放置するなんてネットリテラシーがないやつだなあ」とさえ思われてしまう)

また、不審なアカウントから大量にフォローされもした。(これは突如武骨な薩摩武士が現れたのではなく、「and~」の用法である)

最下段のツイートではフォロワー以外にリプ欄を閉じた。(フォロワー諸賢からも特に何もなかったケド……)さっぱり快適かと思ったが引用RTでいくらか湧いて出た。

しかしそれ以上に筆者をうんざりさせたのは、該当ツイートをfavしたりRTしたりする人々のbioに少なからず「魔除け」として特定の国を揶揄するような文言が並んでいることであった。

かつて筆者がニコマスPやpixiv絵師諸賢の動向を追うべくTwitterに登録した時、更新するたび生成される新たなテキストにすっかり魅了されてからはや十数年、もはやあのころの面影は日々薄れていっている。

とはいえblueskyで何をしようとか環境をそっくり移そうとかはあまり考えておらず、とりあえず現在は娘の言葉を蒐集するようにしている。いざ集めようとしてみると日々のやり取りがなかなかハイコンテクスト(以前何が出来て、人物の関係性があり、今このような言葉が出てくることが面白い、ということになるのでその言動一つだけではごくありふれた言葉になり面白みがなく、説明しすぎると無粋になってしまう)だということにも気づかされる。

このタイミングでblueskyのアイコンは青い蝶になった。これはモルフォ蝶がそのイメージの一翼を担っている仮面ライダーファイズ・パラダイス・リゲインドが二月二日より公開開始していたことを意識していたことは読者諸賢にはもちろん自明であろうが……。

p-bandai.jp

と、こういう話を続けていくと「プロ」に叱られるかもしれないのでこの辺にしておく。(レンタルしてくれるのならぜひ鑑賞したい一作である)

とりあえずTwitterから即時撤退ということはしないだろう。Twilogがいよいよ本当に停止する、という時はいよいよ真剣に考えるかもしれない。

秦基博さんは一青窈さんとコラボレーションした「空中ブランコ」が特に好きである。

ん…?

一「青」窈……?

いや、本当にこの辺りにしておこう。

先般のツイートをRTしたのち「フォロワーさんもこのツイートRTしてたからショックでブロックしてしまった…人工地震の危機は迫っているのに……」とツイートしていたアカウントを笑えない。(まず筆者からブロックした方が良かったのではないか)

ではまた。

bsky.app

正月休み良かったこと探し

明日から仕事である。仕事……納めたはずでは⁉

ともあれやっていかなくては仕方がないが、しかし連休のたびに思うのはあんなに休みがあったはずなのにもう終わり……という後悔であるので、たまには良かったことを書き留めておいて、ただ漫然と過ごしていたわけではないんだな、と自分を慰めたい。沢山の悲しいことで自分と様々な人の気持ちが混線している状態を一度整理するためにも。

お金をあまり使わなかった

今年は大晦日昼―元日夕方まで帰省した。このため年末に冷蔵庫の整理も兼ねて妻が沢山料理を作ってくれ、三十日夜少し妻が体調を崩したときに半額お惣菜を買って+鍋をした時くらいしかクリスマス以降で食費に使うことがなかった。実家帰省中はありがたいことに3食ありがたくいただいて、おでんなどお土産も持たされて2日まではやはり食費なし。昨日深夜から妻が突如カキフライ熱に浮かされたため、便乗して外に出たのが初外食であった。

天気が不安定だったのと断捨離を遂行したこともあり、外出もほぼなく、初売りの誘惑も耐えきった。

娘のために貯蓄をしていきたいところでもあるので、良いスタートが切れた。

部屋が片付いた

日々のルーティンをこなすのに精いっぱいでなかなか腰を据えて取り掛かれなかったクローゼット整理に取り組んだ。オタクなのでコラボTとコラボパーカーが異様にあり、他はほとんどない。ぼろぼろになったら捨てようとか思うものの、UT頑丈すぎる。丁度歳末で古着の寄付を募っているところがあったので、大部分を引き取っていただいた。誰かのお役に立てばいいなと思う。

その他娘のおもちゃもいくつか整理し、散らばりがちなものをまとめたりした。娘もお片付けしようとする意志はあるっぽいのでしっかり習慣づけていきたい。

やたらSSRが出た

ガチャを回しておっさんを集めるゲームとしておなじみ「信長の野望 出陣」でやたらSSRが出た。ただサービスが始まって半年くらい、(筆者は9月からやっている)AARでもいわゆる凸、複数獲得して重ねないと活躍が難しいくらいユーザーが習熟してきているので、現在彼らは合戦ではなく畑仕事とかを頑張ってくれている。活躍させてあげたい。(武田信玄馬場信春は今開催しているイベントで優遇対象なのでイベントでは頑張ってくれている)

とりあえず三日坊主の土俵には立てた

このブログ、各種ソシャゲ、ダイエットをとりあえず年始から今までは続けることが出来た。このまま習慣化していきたい。

自分リスタート2024

 

そして

2年半の月日が

ながれた…………。

そう筆者こそが令和のリバウンド王……。

要因

・娘の育児により食生活が不規則になった

・筋トレ・運動に割く時間が減少した(特にエクササイズバイクは娘にとって格好のアトラクションであり、危ないので畳んだまま早幾月……)

・業務多忙で昼休みの時間が押すことが多く、その分ガッツリ昼食を摂ってしまう

・娘が離乳食を卒業、とりわけ食となったが食べ物に好き嫌いが出るようになり、残った食事を筆者が片付けるようになり実質1.5人前くらいを家にいるときは食べることが多くなった

・行動制限の緩和による会食の増加

kimotokanata.hatenablog.com

・昨日偉そうなこと言ってた割にレコーディングすることそれ自体が目的になりそれによる対応をしようとしなかった

・マドモアゼル・あすけんが意外とポンコツなので油断して真面目に記録しなくなった

等があげられる。外部からのきっかけがあったとはいえ最終的には筆者の怠慢である。

対策

・上記ツイートのように、体重測定後自動的にツイートされるようにし、プレッシャーがかかるようにする

・食事制限を再び厳格に行う

・運動によるカロリー消費を1日500キロカロリーを目標に行う

・チューブストレッチを就寝前に取り入れる

・業務改善をはかり残業を減らし運動他に費やせる時間を増やす

頑張ります。今年は娘も幼稚園生。保護者競技で活躍はしないまでも、醜態を晒さないようにしたい。

末尾ながら、羽田空港での事故に衷心よりお見舞い申し上げます。

AIに決めてもらったタイトル

元旦である。ブログ6周年でもある。どれ毎年のことながら年末年始くらいは腰を据えてブログを書きたいなと帰省からの帰路、運転しながら思索していると車内にアラームが鳴り響いた。ラジオが能登半島地震の発生を告げていた。遠い鹿児島でも震度2が観測されたという。現地の方々のご不安いかばかりかと思い、そのご安全を強く祈念する。

 

こういう時にSNSに貼り付いていてもろくなことはない。細々をひと段落させて、なるべく自動筆記できるような記事を書いて自分の気持ちを落ち着けてみたいと思う。親がソワソワしていると子にも不安が伝わる。こうしてどっしりと打鍵していることが今筆者のできる最善であろう。

ということで、毎年恒例の「買ってよかった」記事である。

西松屋】バスケットゴールセット

バスケットゴールセット

www.24028.jp

子育て応援西松屋♪のCMでおなじみ西松屋で購入。西松屋はあらゆるものがべらぼうに安く、決して高給取りとは言えない筆者が一人前の親面して子育てに勤しめているのも大いに西松屋のお陰である。

2022年末公開され今年さらにブレイクしたスラムダンク映画「THE FIRST 」やワールドカップ、大晦日にも10FEETの出演(R.I.Pチバユウスケ…)と多くの人にとってグッとバスケが身近になったのが2023年ではなかったろうか。

我が家でも例外ではなく、休みの日に家族で公園備付のバスケットコートで遊んだりもしていたが、やはり本物はまだ2才の娘にはでかく、かたく、危ない。しかし妻と娘のバスケ熱は高まるばかりである……という時も西松屋は優しく手を差し伸べてくれた。高さが調整できるが、一番高い高さでやっている。床には防音シートを敷くようにしている。段々と娘が投げ入れたボールの確率が上がっているようで見ていて面白い。あまり入らないと自分で椅子を引っ張ってきて擬似ダンクを始めてしまうのだが。

最近ではウィンターカップがいずれも熱戦で、試合を見ながらバスケ欲が沸き上がり、思わずシュートしてみたりもする。ボードが紙なので大人は力を抜いてフローター(沢北の得意技、桜木花道の言うところの「ヘナチョコシュート」)で打ってみるとちょうどいい感じだ。いくつになっても、スパッとボールがネットをくぐっていく音は快感をもたらしてくれる。

タニタ】体組成計 ホワイト BC-768 WH

ダイエットにおいてレコーディングはきわめて有効だと言われる。とはいえ、日々体重を測り、それを記録するのは手間である。記録を忘れたりすると一気にモチベーションが下がってしまう人もいるかもしれない。

筆者の場合はこちらを導入することで解決した。最初の設定だけ多少手間だが、あとはスマホアプリを開けば自動的に体組成計が起動、自分のデータを呼び出し、乗るだけで体重はもちろん体脂肪率、筋肉量、筋肉スコア、BMI、内臓脂肪レベル、推定骨量、基礎代謝量、体内年齢を測定、即座にスマホに共有してくれる。Bluetooth連携なのでWi-Fi連携よりもストレスフリーだ。

それまでもタニタの体組成計を使っており、同様の表示が出ていたのだが体組成計で自分のデータを選び、体重を測り、液晶の中で目まぐるしく切り替わるそのデータを読み取る、という必要があったため、その全てを記録するのはあまり現実的ではなかった。

その体組成計も連携機能以外は不満はなく、まだ使えるものを買い替えるのに罪悪感があったが、期待以上の働きをしてくれた。

ちなみに体重を測ると同時にTwitterにツイートするという追い込みに有効な機能も存在する。

Amazon】Echo Studio (エコースタジオ) 

我が家のリビングにはGooglenestminiがあり、長らく活躍してくれていたのだが、アダプタが娘の手の届くところとなり、またよくよく見ると配線が露出しているところもあって、残念ながら処分することにした。

その後釜を考えた時、最終的に導入したのがこちらであった。我が家のテレビ台はリサイクルショップで買った昔ながらのものだがテレビ自体は薄型のため、テレビの後ろに相当余裕がある。ここに設置し、スマートスピーカーとしてだけではなくテレビから出力される音の品質向上も狙ったのである。

今まで10年くらい前のテレビから直接出る音を漫然と聞いていたこともあって、その効果は予想以上であった。繋いだ後のサンプル音声で「これが…空間オーディオ……!」と思わず身じろいでしまった。もちろん、的確にチャンネルを配置したオーディオに比べるべくもないのだろうが、2万そこそこ、配線も簡単でここまでいい感じになるのなら大満足、という程度には鳴ってくれる。アマプラでドルビーアトモスに対応している「sing」を聴くとその音の広がりに楽しくなった。初売りで安くなるかもしれないので検討してみてはいかがだろうか。

日が変わりそうなあたりでこの辺りで。しかし毎年便利なものを買って生活が便利になっていくが、そのため年々ものぐさになっている気がしてならないのでしっかり自分を律していけないな、と思う。と言いつつ今回のタイトルとアイキャッチ画像はAIに決めてもらったのだが。再来年くらいは年初にこれを買え、とAIが言ってくれるようになっているかもしれない。

▲ ここに「買ってよかった2023」を書こう

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買ってよかった2023

諦念2023

晦日である。

普段しない飲酒をしているので、いつもはなんの気も無しに迎える日付変更の前にもう眠いというのがなんとも締まらない。

今年はブロガーとして全く惨憺たるもので、かと言って創作がどうだったかというと最初の3ヶ月以外こちらもろくすっぽ出来ておらず、インターネットとの付き合いを考えるときにしているかもしれない。

よいお年を。

ある一つの「あの頃」――妻のハロヲタ時代振り返りインタビュー

こちらは「ハロヲタブログAdvent Calendar 2023」2日目の記事です。

ということで、3回目のハロプロ関連のアドカレ参加である。

↓1回目

kimotokanata.hatenablog.com

↓2回目

kimotokanata.hatenablog.com

いい加減社交辞令でお誘いいただいていることに気づけ……という声も聞こえてきそうであるが、今回も全力で後に続く諸賢のハードルを下げるという職務を全うしていきたいと思う。

さて、表題通り今回は妻に話を聞いて記事にしてみた。今や一児の母となった彼女がいかにしてハロプロと出会い、そして距離を置くようになったのか。その記録である。記事にすることにあたり再構成を行っており、なにかしら問題があればそれは妻ではなく筆者の文責によることをあらかじめ記しておく。また、なにぶんハロプロも25周年、細かいところに記憶違いなどあるかもしれないがご容赦いただきたい。


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――まずはハロプロとの出会いについて教えてください。

ミニモ二。世代だったので自然に生活に「在った」という感じだったかな……。学年誌でマンガも連載してたし、シールも集めてたし、お母さんにミニモニ。の衣装を作ってもらっている子も周りに一人じゃなかった。

MVに出てるのと同じ電話のおもちゃがめちゃくちゃほしかったな~。とりわけあいぼんののたんの声が聞きたくて……。

あとピコのミニモニ。のゲームも今から思うと信じられないくらいハマってた。学習机がミニモニ。仕様の友達が羨ましくて……。

あいぼんナルミヤ系ブランドのエンジェルブルーってブランドが好きだから憧れだったな……いい値段するから文房具とかで誤魔化してた(笑)

私はどちらかというとポンポネット派で、カバンと筆箱がそれ。ファッションで言うと厚底スニーカーも初めて買った時興奮したな~~足めっちゃ痛かった(笑)

――自分で「ハロヲタ」ルートに乗ったな……と思った瞬間はありますか?

2003年のコンサートツアーNONSTOP!に参戦した時かな……。親に黙ってソロ参戦しました。辻加護コスプレをしているおじさんコンビのオタクの人が複数いて、凄いところに来たなと感じた(笑)でもみんな優しかったし、何よりライブの熱狂がすごくて、かおりんのソロが特に印象に残ってるかな。今でもあの時のかおりんは私の「かわいい」の一つの基準になってる気がするな……。子どもながら「ひょっこりひょうたん島とか子どもに寄せすぎだろ!」と憤ってたけど、ライブで一段上の世界を「知ってしまった」っていうか……。いきなり新曲の「AS FOR ONE DAY」から始まって、冒頭のあいぼんのセリフで名曲を確信して泣きそうだった。


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――しゃゆ(道重さゆみさん)ヲタという印象が強いですが最初から好きだった?

同郷(中国地方)ということでオーディション時点から興味はあったかな。ただ国民投票という体だったのに合格時は確か6位? だったと思うのでしゃゆがどうこうというか順番とか考慮しないのかよって事務所に怒ってた気がする。

でも最終的には他のメンバーも含めて成功だったと思うし、日プを見てると「事務所が最終的に責任をとって決める」というのは大切な事なんだなって思う。

娘。はボーカルグループなのに……。という気持ちがないではなかったけどラジオやバラエティで孤軍奮闘しているところを見続けて段々ファンになってきたって感じ。喋りも面白くなってきてたし、キャラクターを貫いているのがかっこよかった。だからももちも好きだな。

誤解を恐れずに言うとリーダー就任以降のしゃゆはちょっと神格化され過ぎてしまったんじゃないかなと思っていて、本来的な娘。の王道は高橋愛ちゃんとか田中れいなちゃんとかだと思う。しゃゆは秘密兵器的な立ち位置で、だからこそ娘。を活性化させることが出来たんだと思ってる。48Gていうとさっしーに近いところがあるのかもね。

――熱を持って応援していたようですが、筆者と出会った当時(約10年前)どちらかというと48Gヲタという印象でした。

9期の鞘師ちゃんが入ってきたときは同郷だしますます応援していくぞって感じだったんだけど写真集を出したあたりから運営にちょっと不信感が出てきて。ベリキューのフォトブックは凄く好きだったので余計に。あと周りのぼっちいじりも過剰な感じがして嫌だったかな。

あとはいわゆる4スマはみんな好きで、特にゆうかりんは大好きだったんだけど、事務所がグループ全体を謎のやんちゃキャラ売りをしたのに加えて大事にしていたロングヘアを「断髪式」でバッサリカットされたことがどうしても許容できなくて……。10期はくどぅ~、11期は小田さくちゃんに惹かれながらもだんだん熱は冷めていったかな……。

いっそもっと露悪的な48Gの方に傾倒したるわい!って思ったのかもしれない。48G自体は「制服が邪魔をする」からこじはるヲタでした。

現場としては2014年のBerryz工房のミニライブ&握手会が最後かな。

10/1(水)Berryz工房 「ロマンスを語って/永久の歌」発売記念ミニライブ&握手会|【ひろチカ ドットコム】広島駅南口地下広場ホームページ

――今年、突然筆者がアンジュルムのライブに行きたいと言い出したときはどう思いましたか?

やっぱりスマイレージの頃の幼くてかわいいイメージがあったのでおっそうなんだって思ったかな。久しぶりに見て研修生の頃のイメージしかないりかこちゃんがかっこよくなってて素敵だったな~前言ったみたいにハロプロのライブは楽しいっていうのは自信を持って言えるので、楽しんどいで!って感じだった。そうだったでしょ?(笑)

――ハロヲタになったことで受けた影響などはありますか?

ホントに地続きだったから切り分けが難しい(笑)

あ!くら寿司に行き始めたのは娘。きっかけだった。


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――本日はありがとうございました。折角ハロプロが25周年でMVを色々解禁したので、他におすすめの曲があれば教えてください。

遅い(笑)今ぱっと3つ挙げるならこの3曲かなあ。


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(文中敬称略)