カナタガタリ

すごくダメな人がダメなすごい人になることを目指す軌跡

5/5ローズロール日記

今週のお題「旅の計画」

GWは

もう行ってしまった。ゴールデンウイークゴーンというとタンエーターンみたいだ。

なのでまあ、日記も、そういうことで……という風にしようかと思っていたけれど、ゴールデンウイークの残滓を文章で縫い留めておくことがいつか自分がこの時を振り返る時のよすがになるだろうとも考えたので引き続き記録していく。

ラヴィット!

がリニューアルでだいぶ批判されていたが、それでもなお平日の日が休みの時はチャンネルを合わせてしまう。この日は4歳児がカイト様を通して認知している貴重な生身のアイドル、佐久間さんが出てくる日なので丁度良かった。

観ている間にメイトも起きてきた。元々今日は、遠方のマルシェにメイトが愛好するお店が出展し、またその周辺に4歳児が以前たいそう気に入ったアクティビティがあったのでそこらにドライブしようぜ、という目的があり、しかしそこはGW、ひと月前にアクティビティの予約は埋まってしまっていた。ただ翌日は早い時間なら空いていたので、いっそのこと一泊しちゃおうぜ、と宿を取ったのが先月のこと。

旅の計画は

アクティビティの予約が埋まっていたというアクシデントに始まりながら、災い転じて4人家族となって初の親戚の家以外でのお泊りを含む形に修正できたぜ~と安堵していたら、そう、追突事故に遭ったのだった……。

とはいえすでにその時はキャンセル料が発生する段階に来ていたので、骨折&代車というまさに満身創痍状態で我々はまずはマルシェに挑むことになった!

旅の計画はver.2

が、どうも聴こえてくるのはそのマルシェは半端なく混むらしいこと。そしてメイトお目当てのお店は少し待てばより近場で出展予定があること。慣れぬ道を代車で行くのは不安があるし、会場が混み合っていて怪我が悪化しては大変である。そこまでして辿り着いてもお目当てが完売している可能性もあるだろう。子どもたちが渋滞でご機嫌斜めになってしまうのも避けたい……。

ということで、宿の近辺でおいしそうなものを食べてそこから考えようということになった! この柔軟性が我が家の美点である。

道中は

すっかり4歳児も会話に参加し、妻との会話だけでは生まれない立体的なものが立ち上がってきて面白かった。しりとりのラリーもずいぶん続くようになった。3人でやると単語の枯渇が速いので正直危ないところがあった。4歳児は負けを悟ると1歳児のミルクを気にしだすというテクニカルなところを見せ、ちょうど筆者も道が詰まってきて運転に集中することになったのでしりとり勝負は発展的解消となった。

この路

わが旅……ということで朝メイトが発見してくれた鹿屋市文化会館近くの「この路」さんで昼ごはんを食べた。開店とともに入店したことで無事スムーズに食事にありつけたが、そこで予約含め満席。15分ほど経って訪ねてきた方は1時間ほど待ちになると案内されていた。噂にたがわぬ人気ぶりに期待が高まる。我々はハンバーグ&エビフライ定食とチキン南蛮定食をご飯を釜炊きにしてもらった上で臨むことにした。

全てがおいしく幸福な余韻を残したまま食事を終えた。4歳児は普通に定食を一人前間食したし、1歳児もおこぼれをバクバク食べた。定食を頼んだ後に抗いがたい魅力で頼んだ海鮮漬もアクセントとなり大変良かった。いつまでも居たくなる居心地のよさだったが外でめちゃくちゃ待ちが発生している気配がしたため(のち予約せずに即食べられたのはとっても運が良かったと知る)、食後速やかに立ち去った。

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チェックインまでは

まだ3時間ほど時間がある。3時間というと自宅とチェックイン先を2往復できてしまう訳だがさすがにそんなことをするつもりはない。代車を執拗にイジメるのではなくおいしいもので膨らんだ我々のカラダをシェイプアップする必要があった。

このため我々は「かのやばら園」に向かうことにした。

うわああああ

忙殺されている間に今週のお題が変わっている! まあ仕方がないことなのでここから書くのを再開しよう。そういえばGW中鬼滅の刃の再放送をたまたま見ました。

Oh...that place is wild rose garden

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というわけではない。「かのやばら園」は「かの、野ばら園」ではなく「鹿屋バラ園」である。鹿屋というのはバラに適した地だったのだなあと思っていたが、出発前折よく今が見ごろということでテレビでしていた特集によると「開園当初は高温多湿というバラが育ちにくい環境で育てていくのがとても大変だった」ということで急に薩摩らしい(大隅地方だけど)大胆なムーヴをしていたことがわかりビックリする。

園内はそんなことを全く感じさせないまさしくバラの楽園のような形に仕上がっているし、かのやばら園で生まれた品種も複数ある。プロってすごいよ。地上の星が聴こえてくるよ。

丘を上へ上へと上がっていくと辿り着く駐車場は多くの車でにぎわっている。今日はこどもの日で子どもが無料。それでか……と思ったが普段も子どもは150円で採算が取れているのか心配になる。

入園入り口では電波も争奪戦で、事前に取得していた電子クーポンを提示しようとするがタイムアウト連発で焦った。SNSに画像を投稿してポプリをもらおう♪という魅力的なキャンペーンもやっていたがそんな状態で画像をアップロードもできず断念した。園内に入ると無料Wi-Fiにより快適に過ごせた。美しいバラに囲まれている時ぐらいインターネット毒電波から離れろと読者諸賢は思われるかもしれないが、デジタルなバラの図鑑にアクセスできるのだ。

訪れるのは2度目、前回は7年前だ。子等がいない時代は既に太古の昔のように思える。まだ今の家に引っ越す前、前日にメイトが敬愛するシルバニアファミリーのみんながやってくるということで訪問を決定、結構な豪雨だったがシルバニアファミリーのみんなの太陽のような明るさで我々は大変楽しい時間を過ごし、かのやばら園マスコットのばららちゃんとも写真を撮った。しかし肝心のバラは大変美しかったものの雨に追われながら見るという形になってしまったのが残念であった。

今回は4歳児は「プリンセスのおにわよ♡」とかなりご満悦であったが途中ワークショップを見つけてからはそれをやりたくて仕方がないbotと化してしまい、すべての発言の語尾が「ねこさんの風船作りたいなあ」だった。行程の3/4くらいで親が根負けし、残りはメイトにゆっくり見てもらって筆者は入り口側へ別ルートで戻りつつ、ワークショップ現場に向かうことにした。

1歳児はというと「絶対にベビーカーに乗りたくない」「絶対に抱っこされたくない」2つの性質を併せ持つ……♦という形で大変難儀した。

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そのような状況でもバラは美しかった。単体でどうだ!いう感じのいかにもバラのパブリックイメージらしいバラも良かったし、集まって群れとしてのバラを形成しているバラたちも良い。メイトは単独行動中に4歳児と同期のバラを見つけており、(ピンクブリックハウス)愛を感じた。

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少し離れたところから安心してみていられるようになった4歳児をローズダンジョンに送り出したりもした。絶対に中央の銅像でムービー付きイベントが発生することであろう。

大盛況のため切り花体験ができなかったのは残念だったがぜひまた秋の見ごろに訪れたいものである。その頃には1歳児も歩行スキルが上達していることだろう。

 

花、そして団子

ということで美しいバラを愛でながらほどよく運動した我々はいい感じにチェックインの時間が迫っていたこともあり、本日の宿泊先に向けての移動を始めた。素泊まりであるので今日の夕食を何にするかを思案する時間にもなる。

寿司…焼肉…各種ファストフード…どれも魅力的でありしかしどれも「これが食べたい!」とまではならなかった。地場スーパーに寄って良さそうな食材でも買って中食にしようかとも思ったがやはりガツンとこない。居酒屋に下戸ふたりと未就学児ふたりで行くわけにもいくまい。

結局チェックインまでに決められず、2軒に絞ったひとつはお休み、もうひとつは電話に出られないということで全国展開だが鹿児島にはこの地にしか店舗がない回転寿司屋さんにお邪魔することにした。まだ夕飯には早いので店内は空いていた。

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鶏肉を使った寿司がおいしくマグロもおいしかった。食べながらなぜか懐かしい気持ちになった。回転すしって、本来こうだよな。こういう感じだったよな。はま寿司・くら寿司・スシロー……頑張りすぎていないか? 無理をしていないか?

お会計の値段も物価高とは思えないような感じでありがたかった。子どもにお菓子までくださり、チェーン店らしからぬ親しみをいだいてしまった。

いい湯だが、だがが

さて満腹になった我々は家族湯に浸かり最高になるはずだったのだが、食事に出る前に確認した時は開いていた家族湯は満員札止め、宿泊先の系列なので男湯女湯は無料ということで、筆者は単独、メイトは子2人と一緒という非常に不公平な配分になってしまった。

これが(将来はわからないけれど――ということで筆者はなるべく最近子どもたちを呼称するときに長女とか次女とかではなく第一子第二子とか、4歳児1歳児というようにしている――少なくとも今生物学上において)子どもたちと性別が違うことの現状ほぼ唯一といっていいほど、残念なところだなと思う。

筆者は元来温泉好きで鹿児島は温泉県であるから、休日には同じく温泉を愛好する父とともに各地の温泉に行くというのが子どものころからあり、温泉で過ごす時間というのは家の風呂とは違ったコミュニケーションとして親子の関係性に大いに寄与してくれたと思う。

しかし性別が違うとそうはいかない。もう少ししたら子どもたちも筆者に興味がなくなり休日は「邪魔だからどっかいけばいいのに」というオーラを放ちだすことだろう(書いてて悲しくなってきた……)からその時にまた一人または父を誘って再開しようとは思うが現在封印しているのが温泉巡りである。(家族湯はしばしば行くけどどちらかというとアトラクション的要素が強い)

ということでメイトの負担がデカすぎるので避けてきた温泉だったが、さすがはメイト、見事にこなしてくれた。筆者は申し訳なさ過ぎて15分くらいで上がったが、ぬる湯の良い温泉だった。

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敷地内には天竺鼠川原さんのイラストと流石にデカすぎるカブトムシのモニュメントがあり、この地のおおらかさを感じた。天気が悪く星が見えないのが惜しかった。

大勝利宿泊

だったと言ってよいだろう、GW中日素泊まり親子4人8,000円。ベッドも広く、館内もきれいで、なによりチェックインさえすれば好きに出てよく、チェックアウトの手続きすら不要(所定のポストにカギを投函して退室すればよい)のは我々の行動スタンスに大変合致していてよかった。合宿施設として使われることが多いということだが、シーズンオフのためまたあまりに安すぎてみんなが警戒していたのか、お客さんもまばらで大変快適に過ごせた。大隅地方を攻めるときの定宿にしたいレベルである。

新鮮な宮崎のテレビを見ていると1日の様々が眠気となって干渉してくるのを感じた。よく考えれば一部屋ということで消灯は家族で一息にする必要があるのだ。いつもは寝室組(メイトと4歳児)と居間組(1歳児と筆者)で21時を境に別れるので新鮮な気持ちだった。

21時に消灯すると、4歳児の不思議なメロディの鼻歌が少し聴こえた後、われわれはふかふかのベッドにふさわしくふがふがと寝たのであった。