余談
それは当時から大人気作家、今や直木賞作家ともなられた米澤穂信先生のツイートからはじまった。
え、ローソン?
— 米澤穂信 (@honobu_yonezawa) 2012年9月6日
その先生のツイートに、筆者は思わず非公式RT(古代ツイタタ語)を送った。果たして、寛大なる先生はさらに非公式RTを重ねてくださった。
それは沛県……じゃなくて、ええとロウソウソンか(字は忘れました。楼桑村、かな……?) RT @kimotokanata: 劉備の故郷ですね
— 米澤穂信 (@honobu_yonezawa) 2012年9月6日
筆者がまさかの展開に慣れぬ労働での疲労も忘れ喜んでいるころ、その一連のやり取りをRTしてコメントを残してくださった方がいた。
あー、良い返しだなあ。
— でご (@dego98) 2012年9月6日
そうして我々の交流が始まったのだった。
(ちなみに筆者は何故か米澤穂信先生にフォロー頂いている。先生がアカウントを開設された日に即フォローしたので反射的にそうされたのだろうと思われる。これから8年後、再度リプライを送ったときもお返事いただいて嬉しかった。筆者の発想について気になる方は日付部分のリンクをクリックしてツリーを確認されたし)
好きな発想です!
— 米澤穂信 (@honobu_yonezawa) 2020年3月29日
そんなでごさんと筆者は毎日リプライを送りあうという訳でもなくかといってリムーブする訳でもなく、同年代で通ってきたもの・趣味が合うということでタイミングが良いときにお互いが出してきたカード(ツイート)にリアクションをするという極めて牧歌的かつ居心地の良い(少なくとも筆者にとって)関係を続けてきた。
少し変化があったとすれば2016年だろうか。筆者は転職して少し時間に余裕ができ、でごさんは結婚を表明された。ちょうど筆者も同居している現伴侶との進展を考えていた時だったので、一層気になりつつ、ちょうどでごさんのブログ「DegoReco」においては筆者も縁のあるトピックが出たりして、勝手ながら親近感が高まっていった。
バズに加担したりもしたのだった。
2017年で特に印象に残っているのは以下の記事。元々でごさんの記事は書き手の「生身」を感じられる距離感があるのだけど特にその肉付けが進んだような気がする着物記事と、筆者がマガジン購読を止めてしまうきっかけでもあったベイビーステップの理不尽と言っていい終わり方に冷静な分析を加えた記事だ。
dego98.hatenablog.com0
2018年になるとまた少しかかわり方が変わってきた。本ブログを筆者が開設したためである。古に伝わる儀式相互リンクを筆者はでごさんに申し出て、そして快くご了承いただいた。
たまさか妻の行動目的がでごへなご夫妻の勢力圏と一致したこともあり、夫婦4名で対面の機会も設けていただいた。まもなく7年の時が経とうとしているかと思うと恐ろしい。その時のことは当ブログでも記事になった。
DegoRecoファンとしてはこの年は満を持して「シオリエクスペリエンス」記事第一弾が上梓された年として記憶に残っている。また、LINEスタンパーとしてのデビューの鮮烈さも忘れ難いことだ。
……と、いつの間にか12/30である。実はこの記事、もう5回書き直している。しかしこれではいつまで経っても終わらんぞ。
というのもやはりでごさんはTwitterでお世話になっている方の中でもやはり群を抜いてよい意味での相互干渉であり互恵関係を築けている……でごへなさんの方がかなり片務的であるかもしれないが……と思っているからで、その分書きたいことに枚挙に暇がないが、しかし感想記事のボリュームはなるべく均等にしたいと思っていて、そうなるとこの記事は削るか……いや記事は残して紹介を端的にして……とかいろいろやっていた訳である。それくらい様々な思い出がでごさんご夫妻の間にはある。
例えば我々夫婦を含むTLによる騒乱の中沼に飛び込んでくださったヒプノシスマイク。
この記事によって筆者たちはコロナ禍、近場のちょっといいホテルに泊まるということをやってみてとてもよかった。
人生の一大イベントという持ち家の購入についてもご参考にして頂いたとのこと、大変ありがたい気持ちになった。
娘が生まれてからも交流は途切れず、むしろでごへな夫妻は血の繋がらぬ親戚としてますますお世話になっている感じですらある。コロナがようやく落ち着いた今年の春、またまた妻の用事があったことに便乗して、でごさんは再び我が家をもてなしてくださったのだった。この顛末をまとめようとしたところ、その前段のでごさんの領地に我々が訪れるまでで5,000字超えてしまったので、さすがにこれは別記事としたい。
「DegoReco」の特筆すべきトピックと言えばやはり週報の感想、そして継続であろう。いつも最初だけ張り切る筆者は正月休みは連続更新したりして、でごさんに「正月休みに記事を読めてよかったなあ」とありがたいお言葉を頂いたりしたにもかかわらず例によって失速し、1記事も更新できない月もあった。
しかしでごさんは見事今年分を完走され、またこれによってその時々のでごさんの週報を読むとその時の筆者の記憶も浮かび上がってくるので不思議である。お疲れ様でした。来年も楽しみです。
でごさんのような上司がいたらな、と筆者はよく思う。彼にとって人事は天職だろうな、とも。しばしば上に立つ人というのは下のものがワーワーやってるのがもどかしくて、自分で全部やろうとしてしまったり指示をバンバン出してしまったり、抱えている課題の概形だけをみて解決策を勝手に処方したりしてしまうのだが、でごさんの細やかな更新やその記述を追っていると、業務においても聞き役に徹し、求められればアドバイスし、解答をすぐ与えるよりは解法を一緒に考える、そういったところが幻視されるのである。
もう本当に書くことありすぎて本題に踏み出せないのでよくない。いい加減本題に入ろう。
といいつつ最後にもうひとつだけ。こういう風にだらだら書かずにトピックをサクッと書くんだよ、という極意もまた、古賀さんの著作を通じてでごさんが教えてくれたことなのだが、筆者は実行できていない。猛省して来年に生かしたい所存である。
本題
そんなでごさんにもぜひブロクリ2024にはご参加いただきたく、いよいよDMを送る準備をしていた時にご参加表明頂いて大変有難かった時からもう2週間以上経っていると思うと恐ろしい話である。
ちなみにでごさんはFF7やAC(アドベントチルドレン)にはあまり思い入れがないとのことですが、今年春の邂逅にて「コスモスクエア駅ってFF7ぽいですよね」「埋立地のあの感じ、ミッドガルだよな……」と我々がいちゃいちゃしたことの「匂わせ」であることはいうまでもありませんね。筆者はバイト時代にアドベントチルドレンの完全版販促PVが延々流れ続ける中での労働経験があるのでこの図を見るとちょっとその時の忙しさと本部の予約目標数の設定数が無茶ぶり過ぎたことがよみがえってウッとなるんですが、FF7というコンテンツは人生コンテンツで今でも好きです。そういえばFF7記事も完結してないなあ。まさかリメイク続編の方が後編記事より先に出るとは……。
閑話休題。
でごさんはいわゆるAAAタイトルももちろん抑えつつ、インディーの、筆者がニンテンドーストアで「おっ」と思ったけど買うまでは至らなかった……みたいなやつをしっかりチェック&プレイ・レビューするのが抜群にうまい。あと伴侶のへなさんもゲームを嗜むこともあり、消化スピードも速い。
このへんは特に絶対プレイしたい……と思いつつ、結局果たせていないゲームたちである。エッ5年前とかもあるじゃん……!
ちなみにでごさんが紹介してくださって以来筆者も愛聴している「ゲームなんとか」であるのだが、ご夫妻の投稿が取り上げられた回もあり、双方のファンとしては大変うれしい出来事であった。
でもってそんなでごさんのGOTYである。前述した通りボリュームも手ごろなインディーゲーを嗜まれることが多く、そのため週報でもしばしば触れられ、筆者の好奇心を大いに刺激していたものがやはり多く見られた。そこからさらに一歩二歩踏み出してでごさん節により語られる各ゲームの感想ときたらまさにファンにとって垂涎のイベントで「この企画やってよかったなあ」と思ったりするのだった。
インディーゲーってやっぱり規模・予算などで限界のある部分があり、それをどう補うかはどのように余韻を発生させるか、(「説明不足」ではなく「あえて語らない/創造の余地を残していくれている」とプレイヤー側に思わせてくれるか)だと思うのだが、ランクインしたゲームのレビューを読むとそういったところをやはり重要視されているのかなと感じた。
そういう意味では「ちえかり」はインディー的なアイデアにAAAの信頼が乗っかっていることで少しユーザーとの間にズレが出たタイトルだったのかな? と感じたし、スプラ3の2年経ってもユーザーに全力で応えるぜ! というのはネットが普及した現代のAAAタイトルだからこそできることだなあと思ったりもした。
そして栄えあるGOTY、筆者も納得である。娘もハマっているので異論の挟みようがない。出来れば筆者としては早くカンダシンジ先生の作品をデジタルであっても所持したい、という気持ちでいっぱいである。
とか筆者がボケッと感想を書いている間にさらなるゲーム感想記事が。仕事を納めたでごさんはまさに無双。同様に仕事を納めた読者諸賢はその余暇の過ごし方をでごさんの過去ゲーム記事を参考にすることで、より良い時間にできるはずである。
ちなみにでごへなご夫妻にご紹介いただいて我が家で一番ヒットしたのはこれです。そろそろ娘も一緒にできるかもしれないな。
