カナタガタリ

すごくダメな人がダメなすごい人になることを目指す軌跡

あなたの「今」に閃きたい。あるいは今だからこそ観るべきPRODUCE101について

 

 

I.O.I 2ndミニアルバム - Miss Me? (リイシュー)

I.O.I 2ndミニアルバム - Miss Me? (リイシュー)

I.O.I 2ndミニアルバム - Miss Me? (リイシュー)

 

 

余談

IZ*ONEが無事日韓共にデビュー1位らしく大変めでたいことである。

IZ*ONECHUもリアルタイムで全話見た。結論としては時々字幕バーにWindowsの画面が出現したりメインボーカルが麺ボーカルだったり日本側練習生が韓国語でアピールするところは「日本人がしゃべってるしええやろ……」とばかりに翻訳を放棄したり大体1時を過ぎると中の人がおねむなのか精度が更に低下していた逐語訳であっても、あるだけで大変ありがたいものだったのだな、というのがまず第一に来た。

もちろん12人の美少女がわちゃわちゃやっているだけで大変眼福ではあるのだが、こちとら96人の美少女がわちゃわちゃやっているところを忍殺感が漂いながらも字幕付きで12話見せてもらっていたわけで、その後に生のままお出しされてももうちょっとこう……手心というか……といった心持になってしまうのである。

他方、PRODUCE48でもトレーナーの指導などは通訳さんが訳してくれても練習生同士の会話は通訳なしだったということで、彼女らはこういう環境に飛び込んだのだな……と改めて畏敬の念を禁じ得なかった。

そしてその橋渡しを特にしてくれていたであろう、イ・カウンさんや宮崎美穂さんの不在が改めて感じられ、しみじみと悲しくもなる。かといって今の12名から誰を入れ替える? となっても途方に暮れてしまうのが現状なのだが。

日本語字幕付きは年明けからということで、暫くはこの状態で内容を推測しながら待機したい。

彼女ら12名を見出した「PRODUCE48」がAbemaTVで12/19より無料放送されるという。今まで見たことのない読者諸賢は是非ご覧いただきたいと思う。お世辞抜きに近年まれに見る極上のエンターテイメントである。

PRODUCE 48 | AbemaTV「韓流・華流チャンネル」公式サイト

IZ*ONEから入った読者諸賢もいらっしゃるかもしれない。筆者も基本的には現在最低1日1ラビアンローズしている。(運営はラビアンローズGoogle検索すると吉原の高級ソープさんしか出ない状況を早急になんとかした方がいいと思います)今のキャラクターに落ち着くまでの経緯を見られる絶好のチャンスである。

「へえPRODUCE48またやるんだー でも最終的に誰が残るか知っているしなあ」

とどちらか、あるいはどちらにも属さぬ読者諸賢は思われるかもしれない。そうではないのだ、と筆者は言いたい。大切なのは結果ではなく過程だ、という言葉を使うつもりはない。むしろ結果の恐ろしいまでの大切さをまざまざと突きつけるのがこの番組であった。最終的に選ばれた12人は間違いなく逸材である。しかし他の練習生がそうでなかったわけでは決してない。お互いに文字通り切磋琢磨したからこそ、デビューした12人はデビュー時点で既にあそこまで輝いており、だからこそデビューから1位獲得までの記録を塗り替えるほどの結果を残せたのだと。「この手を握って」と差し出した手は空を掴んだけれど、それでもなお「君の星になる」ためにもがき、あがき、そして輝き続けたその魂の記録、煌めきを是非目に焼き付けていただきたい、これが見納めかもしれない練習生さえいるのだ、と。

「えーでもお……」

と未だ踏ん切りがつかぬ読者諸賢もいることであろう。

そう言ったわけで、同じように「結果を知った上で観た」PRODUCE101(シーズン1)の感想を今から綴っていきたいと思う。

※という訳で以下、PRODUCE101全編のネタバレがあります。

本題

余談が、ながくなった。

PRODUCE48をBSスカパー!でリアルタイムに視聴していた時、各話の初めには「ネッコヤ」が流されていた。毎回の放映ごとに少しずつ把握する顔が増えていくことに喜びと悲しみ(既に脱落した練習生も出てくるので)がこもごもだったわけであるが、ある時それが別の曲に変わった。何やら練習生諸賢も雰囲気が変わったような……

変わったどころではない、彼女らは別人であり、曲は「PICK ME」であった。即ちPRODUCE101字幕版の宣伝だったのである。


[Produce 101] 101 Girls are back AGAIN! Opening Ceremony! ’PICK ME’ EP.11 20160401

しかも後から101を見て分かったが、なんと最終話verであった。Mnetはすぐそういうことする。練習生と直接関係ないDJのお兄さんが途中めちゃくちゃフォーカスされる辺りも最高にMnetだ。

そんな彼女らを見た時の率直な感想は「でも全体的にPRODUCE48の練習生の方がレベルが高いな」であった。実際問題、PRODUCE101が爆発的人気を読んだ影響でPRODUCE48には事務所の一線級を出してきているように思うが、PRODUCE101時点では海のものとも山のものとも知れぬ新番組に対して事務所側は結構探り探りだったのではないかと思う。

PRODUCE101の字幕版再放送もBSスカパー! ではなくMnet、即ち別チャンネル契約が必要ということで、じゃあいいかな……といった感じであった。

PRODUCE48序盤ではシーズン1、シーズン2の最終1位が登場するし、途中でも比喩として(PRODUCE48以降韓国の番組を見ていて思ったのだが、あちらは「既存の芸能人である○○さんに似ている」というのを結構重視というか、話題にする傾向があると思う。101のオーディション履歴書にも「ロールモデルとする人物は誰か」という項目があったりする。この辺りコンセプトをがちがちにする韓国と日本の違いが出ているようで面白い)シーズン1の誰のようだ、という言及がちらほらあるし、回想でエピソードに触れられたりもする。グループバトルではシーズン1でデビューしたI.O.Iの曲が使用されている。最終話では、発表の場に立ち会ってさえくれるのである。別に見なくていいんじゃないかな……度は視聴の度高まっていった。

しかしPRODUCE48が大団円を迎え、Mnetでオリジナル字幕付き放送があると知った。本来であれば、全話録画しているし、当たり前だが字幕が変わったところで結果は変わらない。それでも筆者と妻は熟考の上、Mnetを契約し、改めて視聴することにした。楽曲の韓国語部分が翻訳されているのがありがたい。特にラップはこんなこと言っていたのか……という感じである。ミョーな中毒性が薄れたのは残念ではあるが。

ともあれ折角契約したので、ということでPRODUCE101を観てみよう、ということになった。その時は丁度10話、佳境の段階であった。夫婦して朝、録画したものをぼへーっと観た。うーん、やっぱり引っ掛かりが少ないな……という意見が一致した。

それで終わり……であればこんな記事は書かない。

MnetにはMnetsmartというサービスがある。スカパーでMnetを契約していれば、追加料金なしでPC,またはスマホでMnetのリアルタイム放送や過去作品のオンデマンドを観ることが出来るサービスである。

このオンデマンドサービスに、PRODUCE101も対応していた。「プデュロス」に陥っていた我々夫婦は、改めて1話から観るとまた違うかもしれない、と鑑賞することにした。そしてそれは大正解だった。いや、ある面では「また推しが落ちる」という虚無感を再び味わうことにもなった訳であるが……。

バチバチな練習生たちと悪魔の編集

PRODUCE48は基本的に、和やかに進行していった。だからこそ今でさえ「Short hair」2班における「センターじゃんけんで決めればよくない?」事件や、ユンジンさんと矢吹奈子さんとの「センター泣きの一回」事件が取り沙汰されてしまうわけだが、PRODUCE101シーズン1を観た後だとくだらなすぎて失笑レベルである。まあそんなこともあるでしょうね、くらいの感じである。二週間前の晩御飯の献立くらいのどうでもよさであるとまで言っていいかもしれない。

シーズン1の練習生たちは凄い。グイグイである。ガツガツである。バチバチである。

もとよりここは鬼の棲家

火の玉みたいに傲慢で気の強い人間しかおらんのにな

――羽海野チカ先生著:「3月のライオン」5巻131Pより

これってもしかしてPRODUCE101のことでした? とさえ思う。他人の失敗を願うし、実際失敗すると喜ぶし、番組に愚痴るし、ふてくされて練習しないし、「私の方が上手くやれます」といってはばからない。対立も日常茶飯事である。こりゃあ炎上するぞ、と思ってみていると、実際したみたいで後日該当者が謝罪していたりする。

が、これは俗にいうMnetの悪魔の編集によるところも大きいという。放送局側としてはドラマが欲しいし、反響も欲しい。その「シナリオ」に沿って編集が行われる。別のシーンでの発言を被せられたり、感じの悪い表情を抜き出されたり、言動を切り取ったりと。それで実際よりも大げさに見える側面もあったようだ。また、後述するが、「お前さん……そら行くっきゃねえよ! ぐいぐいいくしかさあ!」という今だからわかることもあったりする。ある意味彼女らがこの様に犠牲になったおかげで、PRODUCE48出演者は予習復習し、あのような和やかな空間が形成されたのだと考えられる。

キム・シヒョンさん、パク・ミンジさんエピソード0

PRODUCE101にはPRODUCE48に後に出演するメンバーが2名存在する。

キム・シヒョンさんはPRODUCE48ではグループバトル評価時にはリーダーとしてチームを取りまとめ勝利に貢献し、コンセプト評価の際センターとして抜擢され、「ガールクラッシュ」「振り付けを担当したヨンジュン先生の脳裏のコ・ユジンの幻影」という2つと戦いつつも見事その難題をこなし、センター曲「Rumor」は配信売り上げでは見事1位を獲得した。


PRODUCE48 [단독/직캠] 일대일아이컨택ㅣ김시현 - ♬Rumor @콘셉트 평가 180817 EP.10

PRODUCE101当時は個人練習生。当時から美人さんであるがやや丸い。PRODUCE48でも取り上げられていたが出番の少なさに不満を漏らすなど、御多分に漏れずバチバチであり、いやいや姐さん十分にガールクラッシュですやん、といった面持ちである。やはり一定の評価はされていたのか、個人練習生ではあるもののカメラに抜かれることも多く、最終話でも話を振られたりしているし、番組終了後は事務所入りを果たしている。

もう一人パク・ミンジさんはPRODUCE48ではグループバトルでメインボーカルを担当。前回脱落のトラウマからか声が今一つ出し切れず、それをトレーナーに叱責され涙を見せる。本番では見事高音を出し切り、(本編ではここの「出せるかな~どうかな~?」と言わんばかりの意地悪編集がまたひどい)その後明らかにノリノリになっているところがかわいい。(1:35~あたり)


PRODUCE48 [단독/직캠] 일대일아이컨택ㅣ박민지 - 카라 ♬맘마미아_1조 @그룹 배틀 180629 EP.3

PRODUCE101では最初の評価で最上のA。その後の再評価も見事守り切り残留を果たしたのだが、ろくに触れられず、続いて臨んだグループバトルでもろくに分量をもらえず、大した失敗もしていないのに最初の順位発表であっさり脱落という結果に終わってしまった。Mnetもさすがに罪悪感があったのかどうかわからないが、なぜか最終話の投票方法のナレーターに抜擢されている。聞きやすく可愛らしい声である。

「PRODUCE48にも出演している」という事実は、即ち「PRODUCE101では脱落している」ということである。(他のサバイバル番組で勝利したけど参加したチャン・ギュリさんのようなケースもあるが)少なくとも彼女ら2人について、筆者夫婦は敗北へと向かう物語として観ていたことになる。2年後再びサバイバルに挑む彼女らを、彼女ら自身は知らない。知るはずもない。

大丈夫、その時あなた達は再びたくさんの仲間と多くの人気を得ることが出来る。同じく届くはずもない、そんな声を投げかけたくもなってしまう不思議な感覚であった。

イ・ヘインさんの受難の始まり

いま1人、その敗北を知っている練習生がいた。イ・ヘインさんである。評価ではAをキープし、既に貼った「PICK ME」でも何度もカメラに抜かれるなど注目度の高い練習生であった。

グループバトルでは高順位のため自らが他のチームメンバーを選抜。その上自分がリーダー、メインボーカル、センターを務めるなど強権を発動するが、まさかのミス。それがどこまで影響したのか、なんとチームメンバーは自分以外全員脱落という事態を招いてしまった。(後謝罪している。次の課題曲ではセンターを譲り、自身は寝ずに編曲を行うなど、献身的にメンバーを支えた。)しかしその後も安定したパフォーマンスを見せ、最終メンバーまで勝ち残る。が、一歩及ばずデビューはならなかった。

その後、所属事務所とのいざこざがあり同じく番組に参加していたイ・スヒョンさんと共に移籍(番組出演中既に事務所の宿舎を追い出されたりしていたという。先程の強権もその不安からの必死さであったのかと考えてしまう)、最終脱落したメンバーで構成された、スピンオフチームとでもいうべきI.B.Iにてデビューする。


[MV] I.B.I(아이비아이) _ MOLAE MOLAE(몰래몰래)

ところで筆者はこのデビュー曲のMVはいわゆるアイドルのMVとしてかなり高水準であると思うのだがいかがだろうか(17秒くらいで一番最初に単独で映るのがイ・ヘインさん)

報われた……と誰もが思ったに違いない。ああしかし、筆者はこのタイミングで視聴したがゆえ、イ・ヘインさんが今も受難の中にあることを知っている。知ってしまっている。

2017年3月、イ・ヘインさんは所属事務所をパニック障害のため退社する。一緒に移籍したイ・スヒョンさんと同じガールズグループとしてデビューを準備しているさなかの出来事であった。

その時発表されたファンへのメッセージでは、心配をかけたお詫びはもとより、イ・スヒョンをよろしく! 新しいガールズグループをよろしく! と言ったものであり、こちらが彼女の本質なのだな、と思わせる優しい文章であった。

その後、初夏。彼女は再び表舞台に姿を現す。PRODUCE48にも多数出演者を出した、「アイドル学校」の候補生として。

イ・ヘインさんは常に高い順位にあった。誰もが「今度こそ」と確信していたに違いない。今までは長い長い悪夢だったのだ。でも大丈夫。覚めない夢はないのだから――

最終順位は11位。奇しくも、「PRODUCE101」ではギリギリでデビューできた順位は、アイドル学校ではデビューの範囲外(9位まで)であった。

その後落選についてイ・ヘインさんはコメントを発表。関係者への感謝、デビュー組へのエールを送っている。また、ファンたちは投票に不正があったとして番組側へ抗議をしているようだ。

「アイドル学校」は最終脱落者はその後もトレーニングを重ね、新たなデビューへ向けて協力している、というが、今の所(筆者の観測域では)表立った動きを確認することが出来なかった。

また、追い打ちの様に先述したイ・スヒョンさんを初めとした本来一緒にデビューするようだったガールズグループ(DAYDAYDAY)はまさかのデビュー前に解散となった。イ・スヒョンさんも男性アイドルとの逢瀬をFridaydaydayされたりした。

あんまりではないか。今はただ彼女の、「もう一度充電して走ってみます」という言葉を信じるしかない。(インスタグラムは更新されているようだ)

初代国民プロデューサー代表・チャン・グンソクさん

今回の国民プロデューサー代表はチャン・グンソクさんが務めた。筆者でも名前を知っているくらいの韓流のビッグネームであり、キザなあんちゃんというイメージであった氏だが、思いのほか親しみのある言動、行動、いい意味での「残念なイケメン」ぶり、家族が困窮していた時代に下着広告モデルとしてお金を稼いでいたというエピソードなど、なぜかつてお姉さま方が魅了されたのか分かった気がした。もっと知りたいな……グンソクのこと……という気持ちになったりもした。元祖?「イッツ・ショータイム」はやはり決まっている。

「Mnetをオとした女」キム・ソヘさん


[Produce 101][Full] REDLINE Kim So Hye - ♬Somehow EP.01 20160122

ある種PRODUCE101の代名詞とでもいうべき練習生、それがキム・ソヘさんであろう。俳優事務所出身の彼女は、ダンスが全くできなかった。歌もそんなにうまいという訳でもない。ただ、彼女にはほっとけない何かがあった。それこそがアイドルに最も必要とされる素養であった。「俺が、私がいないとダメなんだ」と思わせる何か。どんなに血まみれ汗まみれの練習をしても決して努力だけではたどり着けない天賦の才、アイドル力としか言えないものを彼女は持っていた。

そしてそれは恐らく「番組発のゼロから這い上がるアイドル」を作り上げたかった番組側とも利害が一致し、彼女に尺は相当割かれた。

クラスこそ最下位のFのままであったが、彼女はその期待によく応えた。スキルはスポンジに水がしみこむようにどんどん上昇し、順位は常に高く、無事デビューまで果たした。

しかしやはり批判も相当あったようで、番組内でも「私はスタッフの娘ではありません!」と弁解(?)したりしている。また、他練習生から「あんなに短期間で成長するなんてありえない! (俳優事務所出身だし)演技なのでは?」と冗談交じりに言われたりもしている。


Produce 101 [직캠] 김소혜 - ♬WHATTA MAN @아이오아이 컴백 카운트다운 160808 EP.20

デビュー後の彼女の雄姿からしてそのように思われるのも無理からぬことかもしれない。けれど口を開くと相変わらずのとぼけた言動で、だからこそ彼女は「アイドル」の一つの到達点だと思うのだが、I.O.Iの期間終了後未練なく女優業に再び戻ったことまで併せ考えると、「やっぱり、もしかしたら……」と思わせるそれ自体が彼女の魅力なのだろう。

そういえばPRODUCE48では鬼トレーナー・ユンジョン先生が彼女に対して言った「ソヘ、歌手になりたいの?」という言葉が練習生たちに「PRODUCE101の中でもインパクトのあるシーン」として取り上げられていたが、筆者はてっきりこれを「ソヘ、(ダンスが出来ないならアイドルを諦めて)歌手になりたいの?」ということなのだと思っていたが、本編を見て「(本気で)歌手(広義のアイドル)になりたいの?」という、キム・ソヘさんへの覚悟を問うている質問だということが分かったのは収穫であった。

PRODUCE101での筆者の「推し」


[Produce 101] [Teaser] ′You and I make a good couple.′ - ♬24hrs @Concept Evaluation EP.09 20160318

カン・ミナさんである。(上記動画のセンターを務めているお団子ヘアーのお嬢さん)見た目通り快活な性格で、でも実はそれをいつも求められることに疲れていたりもする。こっそりお菓子を食べてもりもり成長(横に)して怒られたりもしているがその健康的な感じが魅力的である。「24Hrs」もハマっていて、PRODUCE101の楽曲では一番好きだ。(前述した先に観た10話でこの曲がかかったら突然司会の女性が踊りだしたので面食らったのだが、通してみたらもともとこの曲のチームメイト(先に脱落)だったとわかって感慨があった)無事デビューを果たした後のMVでも完全に胃袋キャラであった。そんなまだまだあどけなさも残る彼女は、PRODUCE48にもちらりと顔を出す。果たしてどのように成長しているのか……それを読者諸賢は嘆息とともに確認することになるだろう。

因みに妻はハン・ヘリさん。可愛い声とさばさばな性格のミスマッチが最高である。この見た目で成人済みなど、もはやギャップのデパートである。


[Produce 101] 1:1 EyecontactㅣHan Hye Ri – GFRIEND ♬Me Gustas Tu @ P.E(RAP) EP.07 20160304

ということでPRODUCE48を観てみてくださいね。

なんとここまでで8000字を超え、文字量最多の記事となってしまった。この辺にしておこう。あいつPRODUCEシリーズのことになると長口上になるの気持ち悪いよな……と言ったところであるが、それだけのものがあるんだと思っていただければ幸いである。現在はシーズン2をポジション評価の途中まで観たところ。観終えたらまた感想を書きたい。

今年の6月までk-popなんて少女時代とKARAぐらいしか知らなかった10年前からタイムスリップしてきたような人間が韓流専門チャンネルを契約している、というこの事実からその中毒性を思い知っていただければ幸いである。ちなみにMnetの番組だと他に「水曜美食会」とかが好きです。

ということで折角、素晴らしいエンターテイメントを無料で体験できる機会を逃していただきたくないし、観終える頃にはきっと課金してでもPRODUCE48の「0章」としてPRODUCE101を読者諸賢は観たくなっている、と筆者は考える次第である。

きみのためなら死ねる [完全版]

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