カナタガタリ

すごくダメな人がダメなすごい人になることを目指す軌跡

義なるものの上にも不義なるものの上にも静かに夜は降る

今週のお題「元気の秘訣」

体調を崩している。

もともと溌溂とした人間ではないが、しかしよくよく考えると今年になって体調万全という日がない気がする。

今日はとうとう鼻水が止まらず、熱も出てしまった。

それこそ二十年間聴き続けてきたマッキ―こと槇原敬之も捕まってしまって、心身ボロボロである。

この記事は布団で書いている。そう、surfaceGOならね。

元気でないなりに元気の秘訣を書いておこうと思うが、しかしこの状況になるとその秘訣が遠くなってしまうので困ってしまう。

筆者はもともと薩摩人であるからかどうかわからないが、あまり生に執着することはないが、オタクとなることによって「〇〇の発売日までは生きよう」「××を見るまでは死ねない」という精神を得るに至った。

「推し」を見つける。これもまた「元気の秘訣」であることであろう。

ただ、ことによると今回の筆者にとってのマッキーのように逆に体調にとどめを刺す出来事が起こる場合もあるが……。

しかし広島時代、故郷を離れ孤独な独り暮らしの日々において「ご飯ができたよ」や「いつでも帰っておいで」「ココロノコンパス」「カイト」が筆者の心を奮い立たせてくれたことは紛れもない事実であることは、ここに記しておきたいと思う。

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痛みが走るそのたびに

鉄のように堅いこころなら

どんなにいいかと誰もが

考えてしまうものだけど

この心と生きなければ

同じ痛みを誰かに感じさせまいと思える

そんな君にはなれない

 

誰かのために

何かをするのは難しいけど

そうなりたいと思う

自分に嘘はつけないのだから

槇原敬之「ココロノコンパス」より

罪には罰であって、しかるべき報いを受けてほしいが、Twitterとかでクソつまらない大喜利のネタとして消費されるのはなかなか辛いものがある。落ち着いたら自分とマッキーについてをまとめてみたいと思う。

それでもう一つの元気の秘訣は、特にひねりもなく妻なのであるが、唐突に挿入されたマッキーへのクソデカ感情によって伏線の文章をいい感じに読者諸賢が忘却していると思うのでもう一度記しておくと、体調を崩せば崩すほど元気の秘訣であるところの妻は遠ざかってしまうのである。物理的に。

というのも筆者は体調を崩すと別室(書斎)に自らを隔離するからである。冷暖房がない。今日は暖かくてよかった。

感染ももちろんだが、筆者はたいてい鼻風邪をこじらせるので、鼻が詰まる→口呼吸になる→いびきをかく→妻の安眠が阻害されるということになるのである。

妻は気にしないといってくれるが、自分のあずかり知らぬところでしかし明らかに愛妻を加害しているというのは一応尋常の精神を持っているつもりである筆者には耐えがたいことであり、毎回このような手段をとることにしている。

願わくば元気の秘訣であるところの妻には末永く元気でいてほしいと思う。

君は僕の宝物