カナタガタリ

すごくダメな人がダメなすごい人になることを目指す軌跡

歴史

月に手を伸ばせ、たとえ手が届かなくても――刀剣乱舞「対大侵寇防人作戦」ネタバレ感想・妄想・考察

刀剣乱舞イベント「対大侵寇防人作戦」のネタバレがあります 余談 いつの間にか、審神者に着任し2545日が過ぎていた。とはいえ相変わらず生真面目な審神者とは言い難く、レベルも60程度である。時折たまった資材で限定鍛刀の運試しをしてみたり、おみくじを…

ゴールデン&ゴールデン! あるいはゴールデンカムイ27巻感想

余談 kimotokanata.hatenablog.com なんと前回の感想から二年以上が経ってしまった。確か19巻の感想を書きあぐねている間に20巻が出てしまって……という感じでタイミングを逃してしまったように思う。 さていよいよ連載はクライマックス、全話無料という大盤…

たつね行まほろしも哉つてにても―科白劇 舞台『刀剣乱舞/灯』綺伝 いくさ世の徒花 改変 いくさ世の徒花の記憶 大千秋楽ネタバレ感想・考察・妄想

余談 今年初め、筆者は初めて「刀ステ」を現地でその身に浴びた。それまでに予習としていくらか見てはいたが、やはりリアルタイム、ライブでのそれは「圧」が違った。誇張でもなんでもなく、この舞台と同じ時代を生きられる幸せを噛み締めたものだった。 引…

M(魔王)~愛すべき人がいて~舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺(初演)初見感想

余談 刀ミュ無料配信という神企画…それに追随して感想をつづっていくつもりだったが、音に聞く「むすはじ」で完全にぶち抜かれてしまい、その後茫として消化が追いつかない状態であった。 審神者諸賢の勢いはやまず、最新作の同時上映、刀ステ、活撃とムーブ…

阿津賀志山RPG2・そして伝説へ――ミュージカル『刀剣乱舞』~つはものどもがゆめのあと~初見感想

余談 kimotokanata.hatenablog.com kimotokanata.hatenablog.com ということで第三弾である。厳島での神事も国技館での祭りももちろん見てはいるのだけれど、記事にするタイミングを逃してしまった。いつかまとめたいものである。 ――まで書いて、しばらく放…

花も花なれ、人も人なれ、刀は――刀剣乱舞イベント特命調査「慶長熊本」を迎えるにあたって

余談 2016年4月、九州・熊本広域地震にて被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。 kimotokanata.hatenablog.com kimotokanata.hatenablog.com 筆者は、熊本が好きである。熊本城が好きである。 kimotokanata.hatenablog.com 歌仙兼定君も好きで、見…

阿津賀志山RPG――ミュージカル『刀剣乱舞』 ~阿津賀志山異聞~初見感想

余談 驚くべきことに来週はもう五月、寝ても覚めてもコロナコロナで一人暮らしだったらとうに発狂していたことであろう。妻がいてくれてよかった。何気に新居への引っ越しもカウントダウンなのだが、果たして予定通りに行くのだろうか……。相も変わらず細心の…

死候時も猶御側ニ在之候思在之候―「舞台『刀剣乱舞』維伝 朧の志士たち」観劇感想とか考察とか

※刀ステのネタバレをバンバン行います 余談 当時多くの人に読んでいただき、未だに一日あたりのPVの最高記録を記録した記事からちょうど一年が経とうとしている。 kimotokanata.hatenablog.com 鑑賞したそのままのテンションで打鍵したため内容が荒くお恥ず…

未だ見ぬ明日へ――福岡市博物館特別展「侍」~もののふの美の系譜~The Exhibition of SAMURAI」感想、是非審神者諸賢に見てほしい非「刀剣男士」たちを中心に。

余談 一年近く楽しみにしていた福岡市博物館「侍展」にとうとう行ってきた。 福岡市博物館は、筆者が妻と共に刀剣鑑賞という趣味に開眼した思い出深い場所である。 kimotokanata.hatenablog.com その場所にもののふの絢爛たる歴史が武具でもって縁取り、語ら…

否定され、しかし礎となった時代。九州国立博物館特別展 室町将軍ー戦乱と美の足利十五代ーを鑑賞した話。

特別展:室町将軍 - 戦乱と美の足利十五代 - 余談 相変わらず、刀剣乱舞に楽しませてもらっている。薩摩刀の実装......ずっと待ってます。 実際の刀剣においても機会を見つけては鑑賞させてもらっているのはこのブログにも綴っている通りだ。個人的には阿修…

最上大業物2/14工――「最上大業物 忠吉と肥前刀」が、いや佐賀県立博物館がとにかく素晴らしい話

余談 本当に書きたいことがたくさんあるのである。余裕があるものは後回しにしてしまいがちなのである。しかし光陰矢の如し、5月末に見に行った「最上大業物忠吉と肥前刀」がなんと本日までなのである。これはいかん。 何しろ大変に素晴らしい展示であり、…

令和の夜明けぜよ!――「文久土佐藩」始末記

余談 令和おめでとうございます。毎年五月は陛下たちの偉業に思いをはせる為に十連休でいいのでは? 筆者はそう思います。六月も十連休でいいと思います。世界中毎日誰もが十連休でいいと思います。 閑話休題。 さて記念すべき令和一発目の記事を書くにあた…

審神者就任四周年―筆者と陸奥守吉行たちの1460日

なんだかいかがわしいがバレ防止のつもりである。一体、誰っちゃんなんだ……。 余談 竜田「また引くことがあるかもしれないけど…それは別の竜田あたしじゃあないと思うこれがあたしなのさよならを言うあたしなのよ最後にさよならが言えて良かった…司令官 これ…

鏡は横にひび割れぬ―刀剣乱舞イベント「文久土佐藩」を迎えるにあたって

余談 相変わらず刀剣乱舞をちまちまとやっている。球集めは相性が良くなくて振わないのだが、今回の江戸城は先年初めて真剣に取り組み、どうにか南泉一文字くんを迎えられた思い出深いイベントであり、移動だったり宝箱開封である程度プレイヤーの裁量が効い…

刀剣男士の葛藤、その一つの帰結。あるいは映画刀剣乱舞でとうらぶに触れた人に「活撃刀剣乱舞 9話 元の主」を見てほしい話

余談 公開から二週間ほどたつが、未だに映画「刀剣乱舞」の熱冷めやらず、有り難いことに当ブログのもさすがに峠を越えた感があるが引き続き多くの方に見ていただいているようである。 前回筆者は映画「刀剣乱舞」を鑑賞し、小林靖子女史に興味を持たれた審…

刀剣乱舞と東映特撮の間には暴れん坊将軍がサンバしている、あるいは審神者諸賢にオーズTV版が厳しいなら劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダルを鑑賞してほしい話。

余談 前回の記事が余りに分不相応なアクセスを頂き大変驚いた。 筆者は前述したようにアラサーであり、その大半をモブとして過ごしてきた。これからもそうであろう。 日曜のやや遅い朝、おっ戦隊ものがやってる早起きしちゃったなあと思ったら既にそこそこい…

「とうらぶ」というコンテンツ及び小林靖子氏と同じ時代を生きる喜びについて、あるいは映画「刀剣乱舞」感想

余談 筆者はアラサー男性である。人並みに特撮を嗜み、ソシャゲを摘まんで暮らしてきた。 刀剣乱舞は薩摩サーバー開設の折からちびちびと参加しており、後発ながら筆者より大いに愛を誇る妻とともに遠方に刀を愛でたりイベントに参加したりなど新たな趣味も…

ミュージアムのアラサー、あるいは晴れた休日の朝鹿児島市立美術館へ行った話

入館まで 丁度一週間前、「ミュージアムの女」を再読した。 ミュージアムの女 作者: 宇佐江みつこ 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2017/09/27 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る KADOKAWAお得意の「一風変わったお仕事の人の実録4コマ…

審神者諸賢、京都が遠ければ密林へ行こう。あるいは映画 日本刀 ~刀剣の世界~感想

今年の1月に筆者が撮影したへし切長谷部。撮り方に迷いが見られる。 導入 前回、地方オタクの悲哀を述べた。ことに現在筆者が日々臍を噛んでいるのはその際にも話題に挙げた「京のかたな展」である。めっちゃ行きたいのである。片っ端から友達に借りまくれば…

繋がれた箱の中の愛の撃ち殺し方、あるいは封神演義外伝および覇穹 封神演義最終話までの感想

※封神演義全般に対する致命的なネタバレがあります。 封神演義外伝感想 「封神演義外伝」最終話読了後の筆者(イメージ) こ…これだよ読者が求めていたモノは! といった感じであって、外伝ものに期待するお祭り要素が生かされていた。こんな華やかな場には…

封神演義 外伝という福音および覇穹 封神演義15話目までの感想

画像:封神演義 外伝を二話目まで読んだ時の筆者の心象風景 封神演義全般のネタバレがあります。 余談 ジャンプ+で少年ジャンプを定期購読し始めて二年くらいが経つ。が、実は今年になってから一度も少年ジャンプを開いていない。 一つは最近のアンドロイド…

大河ドラマ「西郷どん」第十七回 「西郷入水」感想

余談 今週のお題「ゴールデンウィーク2018」 前職では超繁忙期であったためゴールデンウイークは「仕事を振ってくるくるボスが出勤せず取引先から電話がかかってこないボーナスステージ」扱いであったため、休んだことなどなかった。なので、転職してカレン…

「とうとう来た」よりもお前は一生逃走劇だ、あるいはゴールデンカムイ一気読み

※今回のリンク先は自己責任でクリックをお願いいたします。ご気分を害される恐れがあります。特にお食事前後はおすすめいたしません。 余談 月曜日というやつは四天王の最初の敵みたいなところがあって、週の序盤から我々を苦しめるくせに、いざ祝日になって…

大河ドラマ「西郷どん」第十六回 「斉彬の遺言」

余談 診療報酬改定があった。 診療報酬というのは要するに診療行為に対する国から医療機関への報酬であって、いわゆる「保険がきくので三割負担」というのは、この報酬の三割を患者が、七割を国が負担しますよという意味である。その改定が、二年おきに行わ…

大河ドラマ「西郷どん」第十五回 「殿の死」

余談 ニンテンドースイッチがなんとなーく欲しいという気持ちはずっとあってニンテンドーラボの発売によりそれは加速しているのだが、とっておきの駄目押しがまだない。最近は一人でゲームをしている横で妻は刀剣乱舞という構図になっているので、そろそろ二…

大河ドラマ「西郷どん」第十四回 「慶喜の本気」

余談 「バグダッド日報」という、言われてみれば「侍魂」とか「僕の見た秩序」と並んでいそうな老舗テキストサイト味があるタイトルトピックから、ゼロ年代テキストサイトを彷彿とさせる文章群が出てきて思うのは、人間はどのような状態であっても何かしらに…

何かをするために・c

平成28年4月14日から発生した九州・熊本地震により、犠牲になられた方に心よりお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様方にお見舞い申し上げます。 生きていると 悲しい 生きていることは 悲しくない アスキー・メディアワークス 「キノの旅Ⅶ」時雨沢…

ウッド・フィッシュ・ストーリー

今週のお題「自己紹介」 筆者が大学時代に知遇を得た人の中Kという人がいて、筆者はなれなれしくこっこ君などと読んでいたが、ともあれ素晴らしいブロガーという一面も持っているので紹介させてほしい。 matoyomi.hatenablog.com スマートな人間をほめる形容…

大河ドラマ「西郷どん」第十三回 「変わらない友」

余談 先日妻が誕生日であった。年の数だけ薔薇を包ませるような柄でもないが、近隣のフラワーショップごとうさんで花束を作ってもらう。予算を伝えて、「なんかこう、いい感じに」というアバウトな要求で大変豪華な花束を作ってくださった。薔薇を入れてくだ…

大河ドラマ「西郷どん」特別編感想

余談 エイプリルフールにつきたい嘘がないというのは幸せなことなのかもしれないし、エンターをテイメントしようとする気概や器量が足りないのかもしれない。少なくとも企業のあれやこれやは、「これのために年度末でただでさえ忙しいのにガンガン残業したり…