カナタガタリ

すごくダメな人がダメなすごい人になることを目指す軌跡

煎じ詰めれば千字になるか・節分編

やっぱり今日もこんな時間(23:44)である。

節分だ。娘にとっての初節分。同世代は鬼コスプレしてみたりしていてせっかくだから娘もなんかすればよかったか…と一抹の後悔が無いわけではないが、今日も元気なので良しとする。

豆は、枝豆の裏ごしは苦手。豆腐はまだまだかなり潰さないとだめで、豆乳スープは大好き。本日初挑戦の納豆も大ヒットだったという娘である。

年始から始めた離乳食(補完食)も妻の不断の努力と娘の食事への前向きな姿勢より順調で、一つずつ食材をクリアし、今では組み合わせて献立を生み出すことはゲームのスキルツリーを開放していく過程のようでわくわくする。

来年は恵方巻きを一緒に食べられるだろうか。豆を一粒かじったりするさまを見てみたい。

鬼は今年は鬼舞辻無惨にターゲットになってもらい、袋入りの豆を投げつける簡易なもので終わった。来年はおそらく筆者が鬼を務めることになるであろう。

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恵方巻きは大手コンビニ3社のものを食べ比べてみた。

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上からファミマ、ローソン、セブンでファミマは一番しっかり巻いてあって具が落ちにくく恵方巻きに最適化されていた。ローソンは家庭の味を極めた感じで逆にセブンは惣菜代表という印象。海苔はセブンが一番良かった。味もよかったのだが、唯一具のかんぴょうがとめどなくぽろぽろ落ちたのはセブンであった。また、海苔の鮮度を保つために自分で巻く工程が必要なのは賛否分かれるように思えた。

恵方巻というとインターネットでは「マスコミの陰謀」「作られた風習」みたいに言われがちであるが、少なくとも筆者は幼少のころから親しんできた行事であるのでしばしば見かける「どんなふうにたたいても誰からも文句を言われないもの」として恵方巻が扱われているところを見るとそういった幼き思い出が否定されたようで悲しくもある。

「もの自体は捏造でもやってることは立派だからいいじゃん」となると悪名高き「江戸しぐさ」みたいになってしまうからこれも難しいところではあるのだが……。

今回のコンビニ三社恵方巻食べ比べ、よく言われる恵方巻大量廃棄問題を少しでも救えたらと思っていたのだが、回った三店ではそんなに残っておらず、オペレーションの改善がなされたものと思われてそういった意味では少し救われた気持ちになったりもした。

一度くらい、「北」とか「南」とかすごくはっきりとした方位に恵方がくる年を迎えてみたい。長生きしよう。

(15分549文字+10分445文字の計994字)