カナタガタリ

すごくダメな人がダメなすごい人になることを目指す軌跡

2018-01-01から1年間の記事一覧

もうすぐ消えるはずの平成(せかい)で

余談 オウム真理教を知っているかって? もちろん。 あの地下鉄サリン事件の時、筆者は幼稚園生だった。それまで親父の読み終わった「週刊少年ジャンプ」や「週刊少年マガジン」を読んでいたけれど、ついに「自分の漫画雑誌」として「月刊コロコロコミック」…

柳に風、桂に歌。あるいは定額音楽サービスで落語を聞くという選択

いずれ人は死ぬ 関さんがおいらに言った最初の言葉さ 存在がでけえとついつい忘れちまうことだがな ――講談社刊・王欣太先生著「蒼天航路」より 余談 人が生き物として人生を送るとき、「赤ちゃん」として生まれ、「こども」になり、「若者」になり、「おっさ…

繋がれた箱の中の愛の撃ち殺し方、あるいは封神演義外伝および覇穹 封神演義最終話までの感想

※封神演義全般に対する致命的なネタバレがあります。 封神演義外伝感想 「封神演義外伝」最終話読了後の筆者(イメージ) こ…これだよ読者が求めていたモノは! といった感じであって、外伝ものに期待するお祭り要素が生かされていた。こんな華やかな場には…

夜はすべての猫が灰色に見える あるいは一人暮らし一年目よSTU48の「暗闇」を聴こう

今年の妻の実家帰省時に撮影した瀬戸内の風景。向かいに見えるのは宮島である。 なんかGooglephotoにアップロードしたらおしゃれな感じにフィルターをかけてくれた。(下図) 【MV full】暗闇 / STU48 [公式] はてなダイアリーはジャスラックと提携していない…

かごんま弁警察がやってくる んもすッ! んもすッ! んもすッ! あるいはゴールデンカムイ14巻感想

余談 大迫勇也さんが(おお、変換候補に出て来た)半端ないということで、同郷人のはしくれとしては嬉しく思う。 思い出す、あの鹿児島城西VS広島皆実の決勝戦を。当時筆者はこともあろうに広島皆実高校のすぐそばでアルバイトをしており、休憩時間に小さな…

可哀想だたあ惚れたつて事よ、あるいはPRODUCE48&第10回AKB48世界選抜総選挙感想

余談 博多座公演もはや3年前。これ以来、アイドルのイベントには参加していない。妻の現在の夢の一つに「AKBグループの公演を見る」があるらしいので、なんとか実現させたいものである。 妻の中でアイドル熱が再燃しているらしく、ここ最近でHulu配信のアイ…

大河ドラマ「西郷どん」第二十二回「偉大な兄 地ごろな弟」感想

こんな施設が中心街のど真ん中にあるのが鹿児島のすごいところ。猿叫が響いていた。 余談 筆者が五年だか前に初めて作ったクレジットカードが更新された。作った頃は2018年の5月なんてはるか未来だと思っていたが、いつの間にやら到達してしまっていた。まず…

大河ドラマ「西郷どん」第十九回 「愛佳那」第二十回「正助の黒い石」第二十一回「別れの唄」感想

余談 相変わらずゴールデンカムイ熱は冷めやらず、月曜日は一日の最後にゴールデンカムイアニメが見られるから……ということで鹿児島は鹿屋のくまざわ書店さんであった複製原画展に言ったりしていた。ついでに白石を確保したりした。 ショッピングセンターの…

わが罪はつねにわが前にあり、あるいは入門に最適「天才柳沢教授の生活」11巻を是非読んでいただきたい話

余談 大勲位こと中曽根康弘氏が満百歳のお誕生日であるらしい。江田島平八の学生時代の友人であるというからすごい。この間、キン肉マンを読んだら故・大平首相が出ていた。どの漫画にどの首相が出ているか、というのを一度調べてみると面白いかもしれない。…

君は誰と幸せなあくびをしますか、あるいはアニメ ゴールデンカムイ第六話までの感想

余談 ゴールデンカムイに夫婦でハマっている。単純なもので、自分が好きなものを妻が好きだととても嬉しい。 単行本13巻時点での筆者の好きなキャラクターベスト3は 谷垣一等卒 鶴見中尉 尾形上等兵であり、 妻は、 尾形上等兵 鯉登少尉 杉元であるとのこと…

大河ドラマ「西郷どん」第十八回 「流人 菊池源吾」感想

余談 今週のお題「おかあさん」 母は十歳の時父を事故で亡くした。元々、病弱だった母(筆者から見て祖母)は心労も重なりその翌年後を追うように世を去った。 後には祖母(筆者から見て曾祖母)と弟、妹が遺された。祖母は、施設でなく、きょうだいをばらば…

封神演義 外伝という福音および覇穹 封神演義15話目までの感想

画像:封神演義 外伝を二話目まで読んだ時の筆者の心象風景 封神演義全般のネタバレがあります。 余談 ジャンプ+で少年ジャンプを定期購読し始めて二年くらいが経つ。が、実は今年になってから一度も少年ジャンプを開いていない。 一つは最近のアンドロイド…

大河ドラマ「西郷どん」第十七回 「西郷入水」感想

余談 今週のお題「ゴールデンウィーク2018」 前職では超繁忙期であったためゴールデンウイークは「仕事を振ってくるくるボスが出勤せず取引先から電話がかかってこないボーナスステージ」扱いであったため、休んだことなどなかった。なので、転職してカレン…

いつの間にかkindleで買った本が1555冊になっていた話、あるいはコレクションタグをつけた電子書籍積読本265冊の魂の比重

余談 ブログを開設して五か月ほどが経った。ちょっとしたカップルであればなんとはなしに別れたりするくらいの時間が経ったが、有り難いことに継続できている。基本的には一日100PVほどで、いつの間にか累計で10000PVを超えていた。わーい。 相変わらず天才…

帰ろう、帰ればまた近侍に会えるから あるいは5/3刀剣乱舞宴奏会(刀オケ)福岡の感想

本格的なオーケストラアレンジを加えた「刀剣乱舞-ONLINE-」の楽曲を「和楽器」と「オーケストラ」で演奏 大迫力の生演奏の音が響き渡り四季を織りなす光に包まれる空間であなたの本丸が今、ここにいざ、『刀剣乱舞』宴奏会へ 刀剣乱舞 宴奏会 公式HPよりS席…

「とうとう来た」よりもお前は一生逃走劇だ、あるいはゴールデンカムイ一気読み

※今回のリンク先は自己責任でクリックをお願いいたします。ご気分を害される恐れがあります。特にお食事前後はおすすめいたしません。 余談 月曜日というやつは四天王の最初の敵みたいなところがあって、週の序盤から我々を苦しめるくせに、いざ祝日になって…

大河ドラマ「西郷どん」第十六回 「斉彬の遺言」

余談 診療報酬改定があった。 診療報酬というのは要するに診療行為に対する国から医療機関への報酬であって、いわゆる「保険がきくので三割負担」というのは、この報酬の三割を患者が、七割を国が負担しますよという意味である。その改定が、二年おきに行わ…

「パンドラの匣」は「匣」の字面のインパクトが7割

今週のお題「カバンの中身」 通勤カバンの中身。以下、順不同。 お菓子(護身用/休憩時間に家に帰れなかった時のための糖分補給用) お菓子(スタッフさんからのお土産など貰い物) 充電器(車のシガーソケットで最近充電しているのでほとんど使わない) 割…

大河ドラマ「西郷どん」第十五回 「殿の死」

余談 ニンテンドースイッチがなんとなーく欲しいという気持ちはずっとあってニンテンドーラボの発売によりそれは加速しているのだが、とっておきの駄目押しがまだない。最近は一人でゲームをしている横で妻は刀剣乱舞という構図になっているので、そろそろ二…

前略、新大陸より。あるいはMHWストーリークリア&マム・タロト撃退までの感想

モンスターハンター:ワールド(以下、MHW)の全般的なネタバレがあります。 ※以下の画像はすべてPS4のシェア機能を用いたスクリーンショットであり、著作権はカプコン様に帰属します。 オトモ、とてもかわいい。 たまたま撮れたリオレウス亜種の口ドアップ…

桜の季節が過ぎたら、春蜜柑をお土産に。

今週のお題「わたしの春うた」 理想は一日おきくらいに記事を更新することなのだけれど、なかなかうまくいかず団子になりがちである。はてなブログ、ジャスラックと包括契約してくれたらいいのにな、というのはよく思う。一回、「木綿のハンカチーフ」の歌詞…

大河ドラマ「西郷どん」第十四回 「慶喜の本気」

余談 「バグダッド日報」という、言われてみれば「侍魂」とか「僕の見た秩序」と並んでいそうな老舗テキストサイト味があるタイトルトピックから、ゼロ年代テキストサイトを彷彿とさせる文章群が出てきて思うのは、人間はどのような状態であっても何かしらに…

何かをするために・c

平成28年4月14日から発生した九州・熊本地震により、犠牲になられた方に心よりお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様方にお見舞い申し上げます。 生きていると 悲しい 生きていることは 悲しくない アスキー・メディアワークス 「キノの旅Ⅶ」時雨沢…

ウッド・フィッシュ・ストーリー

今週のお題「自己紹介」 筆者が大学時代に知遇を得た人の中Kという人がいて、筆者はなれなれしくこっこ君などと読んでいたが、ともあれ素晴らしいブロガーという一面も持っているので紹介させてほしい。 matoyomi.hatenablog.com スマートな人間をほめる形容…

大河ドラマ「西郷どん」第十三回 「変わらない友」

余談 先日妻が誕生日であった。年の数だけ薔薇を包ませるような柄でもないが、近隣のフラワーショップごとうさんで花束を作ってもらう。予算を伝えて、「なんかこう、いい感じに」というアバウトな要求で大変豪華な花束を作ってくださった。薔薇を入れてくだ…

鳩羽つぐは偏在するのか、遍在するのか

余談 お蔭様で四か月目を迎えた。ソシャゲのログインボーナスもろくにこなせず、PS+のフリープレイも落とし忘れる体たらくですが何とか細々と継続できている。先月は旅行に行ったり余韻に浸ったり年度末だったりとせわしなく、じっくり記事を練られなかった…

大河ドラマ「西郷どん」特別編感想

余談 エイプリルフールにつきたい嘘がないというのは幸せなことなのかもしれないし、エンターをテイメントしようとする気概や器量が足りないのかもしれない。少なくとも企業のあれやこれやは、「これのために年度末でただでさえ忙しいのにガンガン残業したり…

大河ドラマ「西郷どん」第十二回 「運の強き姫君」

余談 なんにも用事がないけれど、良い天気なのでふらふらとドライブをした。 用事が無い訳ではない。妻の所用でセブンイレブンに行く必要があったのだが、どこのセブンイレブンでもよかったので、ちょっと遠くのセブンイレブンを目指した。そこここに桜が咲…

王天君曰く、ゴミみてぇ……あるいは覇穹 封神演義 十話目までの感想

↑十話目まで視聴した時の筆者(福岡市博物館蔵) 余談、あるいは結論 カットされぶり他にカッとなって電子書籍版の封神演義全23巻を購入した。やはり非常に面白い。カラーが再現されているのも素晴らしい。が、遺憾ながら「断崖絶壁今何処」やカバー袖コメン…

木元哉多先生著「閻魔堂沙羅の推理奇譚」を木本仮名太、拝読する。

余談 弟(初號機)が誕生日である。不器用な兄を反面教師として、周囲に気づかいをよくし、順風満帆に人生を送ってくれている。周囲というのは兄である筆者も含まれていて、「兄のおかげで、好きなことが出来たし、出来ている」と言ってくれたことがある。言う…